| 滞在日数 | 2002年6月4日〜6月20日(17日) |
| 滞在都市 | ポルト3 コインブラ3 レイリア2 リスボン8 ラゴス1 *数字は滞在日数 宿 ネット |
| パスポート・チェックさえなかった | |
| 使った金 | 現金639.32e(ユーロ) カード68.06e 計707.38e(約82,148円 *1e=116円) |
| 主な内訳 | 宿泊費169e 移動費48.48e 食費246.86e 観光費29.75e 交通費(市バス等)59.14e 通信費19.99e 娯楽費(コンサート、映画等)65e 雑費1.1e 土産代(全部CD) 68.06e 1日平均4,829円 |
| まあスペインよりは安い。特に宿代が。交通費等もスペインの7がけ位か。しかし問題は食費。スペインのような定食メニューがないので高いものと安いものが極端。だからやっぱりそれなりに出費は嵩む。宿代は安宿で7〜15e、食事はちゃんと食べたら10e超、サンドイッチ等なら2e位。マックバリューは3.5(それでも日本の方が安いね)e。バーでのビール、ワインは0.7e〜1e。ソフトドリンクよりも安い傾向。カフェ(エスプレッソ)は1杯0.5e程度。観光費は学割は勿論、25歳以下は割引ってパターンが多い。交通費は地下鉄、バスが0.55e、2時間のバスに乗って10〜15e。南は高くなる傾向?映画は4EP、CDは日本並、インターネット1時間2eが相場。 | |
| ヨーロッパの中では貧しめの国で、ホームレス等もスペインよりは多いが、首都リスボンでもほとんど危険は感じなかった。唯一、ポルトの川沿いリベリア地区はやや荒んだ印象。ポルトにもリスボンにもヤクの売人はいた。でもまあその程度 | |
| CD3枚、ポルトワイン、グリーンワイン(いずれも旅先で飲んじまった) |
スペインのヴィゴから鉄道で2時間程度でポルトへ。パスポート・チェックさえなく、本当に国境越えたのかと思いきや、雰囲気はやはり微妙に違う。ポルト・ワインで有名なポルト、味はあるけど見るとこはさしてない。ポルト・ワインも赤玉ワインと同じ味だなあという程度。雨の日も多かったし。続くコインブラも何だか暇に過ごす。“リスボンのファドとは違う!”というコインブラのファドだけど、あそう?という感じ。見るべきとこはないわ、天気は今イチだわ暇だわでワールドカップばかり見てる始末。おまけに夜は早いし食事処も苦労するしで、ポルトガルとは相性合わないんじゃない?と思う。YHに泊まれたレイリアでは、静かな環境とバターリャ、アルコバサの二つの世界遺産建築を見られてまずまず。でもやっぱりポルトガルはリスボンでありました。お祭はまずまずながら、本格ファドも堪能。ファド博物館にアマリア・ロドリゲスのミュージカル鑑賞、そして土曜の夜のアルファマ地区とファドづくしを楽しむ。一方、ポルトガルは“ブラジル”を色々味わえる地でもある。ならばと、ブラジルの誇るシンガー、カエターノ・ベローゾのコンサートの日まで居座ることに。市内の観光を終え、ようやく郊外のシントラ等にも足を延ばすが、もう一つのエヴォラは見事に期待はずれ。その後の不運はここから始まった?カエターノのコンサートを満喫して楽しかったリスボンを離れる。「深夜特急」因縁の地サグレスを訪れんと、ラゴスに行くが、判断ミスでサグレスには行けず終い。ポルトガル旅の終幕は何ともさえないものだった。
比較するのは悪いけど、隣の国ならどうしても較べちゃうのが人情というもの。ポルトガル、スペインに較べると何かと分が悪い。国の大きさ、経済力、見所も女性も“華 ”のあるスペインに比してどうしても地味め。その分“味”で勝負なわけだけど、うら寂れているだけでは困ってしまう。とりわけ地方都市がそうで、天気が悪かった日にゃ本当にめげてくる。取柄は物価の安さと言いたいが、食事に関してはスペインほどの選択肢がないので、むしろ高くつくことさえある。おいおい、ポルトガルってつまんねえんじゃねえか?というとこで、その印象を一変させたのは首都リスボン。やはりヨーロッパを代表する都市の一つだけのことはある。見所もいっぱい、都会の便利さに加え、ポルトのうら寂れた味わいもコインブラの文化の香りも併せ持つ。本文中にも書いたけど、ホント、ポルトガルってリスボンだけでいいんじゃない?それで、“ポルトガル”は十二分に味わえる。おまけに“ブラジル”まで味わえるのだから、2倍お得。僕にとってはポルトガル=リスボンという印象だ。後はおまけというか、余程お暇ならって感じ。
ポルトガル語を話す国といえば、ポルトガル以外ではブラジルのみ?そのポルトガル語はスペイン語とほぼ似たようなもんかと思いきや、意外に響きが異なる。単語は似てるものも多いけど、スペイン語は結構通じない。勿論、英語も(苦笑)。そういう意味では、ちと疲れる国ではある。人々の印象もスペイン程のエキセントリックさはなく、穏やかでこれまた地味。では、“ポルトガルのブルース”ファドはドロドロと暗いものかというと、そうでもない。むしろ、イタリアのカンツォーネにも通じるラテン的明るさを持ったナンバーも多い。屋外で煙モウモウの中で焼かれる鰯とヴィニョ・ヴェルデがよく似合うポルトガル独特のサウンド。金があれば、もっともっと聴いてみたかったなあ。もっとも若人たちはやっぱりシャキーラとか聞いてるけど。とまれ、またいつか、ポルトガルでしか飲めないヴィニョ・ヴェルデを飲みに訪れることもあるかな?勿論、リスボンだけ。或いは、復讐のサグレス行き(泣笑)もありかって?