露・土・印 旅日記

 ・11月29日(木) バンガロール 1日目 シリコンヴァレーの名がすたるぜ!

 9時位にバスは町中へ。天気予報にも拘らず、好天なのはラッキー。“シャワー”ってのは、“夕立あるかもよ”程度の意味なのかな?ともあれ、バンガロールは、予想通り、かなり真っ当なところ。ボンベイよりもきれいで整然としている。牛や路上ゴロネーズも見当たらない。それにしてもインドっぽくないとこばっか訪れてるね。バス停へ着いてリクシャー拾う。60Rsと言われたが30にしろと言って、最終的に40。でも相場は20って「歩き方」に書いてあったな。目指す宿は郵便局の向いってことらしいが、それがブリゲイト・ロードの郵便局なのか中央郵便局のどちらなのかよくわからない。とりあえずブリゲイトの方へ行き、見つからなければ近くの別の宿にするとする。しかし案の定見当たらない。で、少し離れたエアラインズという宿をあたるが、遠い遠い。久々にバカ荷物持って相当歩いた。しかもシングルはフルで、ダブル440Rsという。そりゃ高過ぎ!ってことで、やめかけるが、またリクシャー乗るのもなんだし、夜行明けなので妥協。

 やたらに広い敷地で、しょぼいけど野外食堂や美容院とかまである。部屋の作りはアメリカのモーテルを彷彿とさせる。案内の兄ちゃんに、“日本人は皆ピースでクワイエットだね”と言われるが、それがまあ日本人の取柄なのだと思いたい。高いだけあって、さすがに色々真っ当で、シャワーは出ないのだが、蛇口からは時間限定ながら湯が出る。で、せっかくなので湯を浴びる。何せインドのバス、埃がすごくて、鼻の穴とかが真っ黒になる。身奇麗になったとこで一眠り。割と寝た方だと思うのだが、やはり2、3時間ウトウト。2時過ぎにやっと外出。

 まずは明日の宿を捜さねば。中央郵便局の方へ行くが、とてもじゃないが安宿があるとは思えぬ雰囲気。ここらは官庁街らしく、しばらく歩くと州の政庁の建物あり。ガイドに載っている程の立派な作り。まあ税収という点で言えば、この辺はデリー以上なのかも知れないからね。マイクロソフトとかもあるらしいし。因みにホテルの並びにはヒューレット・パッカードの立派なオフィスがある。迷っていると交通整理のおじさんが声かけてくれたり、ここらの人も結構親切であります。どこまでが、こういう“いいインド”なのかなあ?スキあらば人を騙し、金をふんだくろうとする悪徳野蛮なるインド人(どうもそんな先入観がある)が現れてくるのは、アウランガーバードあたりからか?戦々恐々であります。とまれ、宿は諦めてメイン通りであるMGロードへ。地図を入手したくて観光局を捜すが、無い。どうもここらはあまりツーリストが来ないってことか、「歩き方」の地図も何か今イチだし、情報量も少ない。とりあえずイベント情報入手のためにデカンヘラルドという新聞買うが、やっぱそういう情報が載ってるのは日曜版ってことなのだろう。大きな本屋にはロンリー・プラネットも結構ある。肝心のインドのが無かったけど。せめてもの勉強用に英語のミニ辞書を買う。

 朝来たブリゲイト・ロードへ。これまたインドらしからぬお洒落な町並み。ブランド店、ファストフード゙ショップ、CD屋等が並ぶ。まずは軽く腹ごなし。久々にケンタッキー・フライドチキンを見かけたので入る。しかしやっぱ高いねえ、一番安いセットで75Rsだもん。安食堂なら三食食える値段だわ。しかし、“サー”とか呼ばれて客扱いされるのは嬉しいね。昨日映画観て、“あのヒロインみたいなインド女性は一体全体どこ行きゃいるんだ!”と憤っていた(?)が、この辺りは洋装の若い女性も多く、少しはボリウッド女優にも近づいている感じの人も見受けられる。並びの音楽ショップでヒンディ・ポップのコンピレ・テープを買う。しかし、やはり睡眠が不足しているのか、歩いているだけで疲労。宿に戻ってまた少し寝る。

 6時半になって暗くなってしもた。でも、シリコンヴァレー下のネットカフェの実力の程を試してみたいので途中まで日記を書き、食事がてら外出したのは8時過ぎ。まあこの辺は治安も大丈夫そうだし。宿は繁華街のMG(マハトマ・ガンディの略である。トルコのアタチュルクに劣らず、インドはガンディさん名前が多い)ロードまで歩いて行けるのがよい。ブリゲイト・ロードに交差する近くの、アンダーグラウンドという西洋風のバーに入る。案の定高いが、これが都会の生活ってやつでしょうと割り切る。しかし、キングフィッシャーの生、まずいの何の。気ぃ抜けてんちゃうか?一番安いサンドイッチを頼むが、やはりしょぼい。どうも、白人旅行者のような行動パターンをとって、しかもハズしているなあ、今日は。でも、バンガロールってこういうとこなんだよね、クリーンでお洒落、白人が好みそうな都会なんであります。まあこういうインドもあるってのを見ることに来た意味があるのだ、と自分を納得させる。

 で、問題のネットカフェである。当初、ブリゲイト・ロードというとこはインドの秋葉原みたいなのを期待してたので、ちと勝手が違った。しかし、さすがにネットカフェは多いし、しかも1時間10Rsの激安価格。MGロード沿いの1軒に入るが、日本語は読めるが書けないという。またソフトをインストールして、まずはサイト更新だが、FTPサイトになかなか繋がらない。メチャ時間がかかるのでメールチェックをするが、これまた遅い。おいおい、シリコンヴァレーの実力がこれか?ボンベイのあの速度には遠く及ばず、下手するとゴアより遅い。イライラさせられる遅さなのだ。結局サイト更新はできないわ、天気予報サイトもチェックできないわ、多いに失望させられる。結局、ソフト関連の企業が集まっているってだけなわけ?でも、それなら通信環境とかだって進んでいるはずだろうになあ。ウ〜ン、この町、来た意味があったのかなあ?って気がしてきたぞ・・・

 宿へ帰る途中、スタバ風コーヒーショップあり。35Rsという、安食堂なら腹一杯飯が食える値段のカフェオレを飲む。でもいいのだ。この約4ヶ月まともなコーヒーから遠ざかって久しいから、いくらだって出しまっせ。ここらは中華系多いのも、やはり技術者系なのか知らん?大きなマグカップいっぱいのカフェオレのお陰で、腹は充分満たされた。まあ都会生活は金がかかるのもやむを得ないでせう。つっても、35Rsって日本円にして100円弱だから、日本のスタバとかで飲むよりずっとお徳ってことなのだけどね。これがインドだと異様に高く感じられるんだよなあ。とまれ、宿に戻り禁制品?の椰子酒を飲みつ、また日記。ビーチの日焼け後が皮剥けてきてあちこち痒いんだけど、それだけじゃないな。ダニかあ?この辺もまたインドでありまして・・・
本日の出費:リクシャー40Rs 昼食75Rs カセット55Rs 辞書55Rs 新聞5+2.5Rs ネット10Rs 飲み135Rs カフェオレ35Rs 計412.5Rs


 ・11月30日(金) バンガロール 2日目 昨日の訂正:やっぱインドだわ、ここも

 まいった。何だか全然眠れなかった。別にうるさかったわけでもないのに。時々こういうことがある。なぜか目が冴えてしまうのだ。インドに来て、すっかりペースが狂ってしまった感。7時位になって、ようやく少し寝たか。しかし、インド特有の24時間制の宿なので、昨日チェックインした10時15分にはチェックアウトしないと、もう1泊分の料金が取られてしまう。仕方なく起きて、髭を剃り荷物をまとめる。チェックアウトして、寄ってきたリクシャに乗り込む。小太りの調子のいいオヤジ、メモ帖みたいのを取り出して、“オレには日本の友達がたくさんいる”とか言って、日本人のメッセージやら名刺やらを色々見せる。この手の輩は怪しい奴と相場が決まっている。駅近くの安い宿に20Rsで行くと言っていたのだが、出発間際に、その宿は満室だなどと言い出した。で、迷うことなく、そのリクシャを降りて別のを拾う。何でお前にそんなことがわかるんだバカヤロー。オレは邪な目的があるのでございと白状してるようなもんだ。オヤジが持っていた名刺の中には日大教授なんてのもいたけど、教授なのにバカだね、つくづく。昨日書いた“悪いインド”の片鱗を垣間見させていただいた。北に行くとこんな輩ばっかりなのかねえ、ヤダヤダ。

 無口な運転手のリクシャに乗って、目的のロイヤル・ロッジという宿に着いた。勿論、部屋はいっぱいあったが、どうもシングル部屋というのはなく、ダブルのみらしい。で、値段は270Rsと高め。まわりには結構宿が多かったので、バカ荷物さえ無ければ捜したのだが。しかし、ここは昨日の宿以上に真っ当だ。清潔だし広いしお湯も出る。ちと余計ながらテレビまである。まわりはかなり賑やかで、バスターミナルもすぐだ。とりあえず寝るのだが熟睡は出来ないまま昼。ここも24時間制で、知らずに3時間超過して1泊料金を請求されてむくれている白人カップルがいた。

 昼食に出る。表通りの店で久々にターリー。向いのおじさんも同じものを注文したので、その食べ方をよく観察。インドでは、ご飯を盛った器の他に皿が別に出てくる。わざわざご飯は、この皿に移してカレーやらをかけるのだ。まわりの人は当然皆手で食べてるが、僕はスプーンを要求。いちいち手を洗うのが面倒というためもある。ここのターリーはチャパティでなく、煎餅を膨らませたみたいなプーリーがついてきたが、向かいのおじさんはチャパティに替えろと要求。そういうことも可なのだ。おかずの1品を食べ切ると、わんこそば式に追加を持ってきたのは、この店が初めて。結構腹いっぱいなのだけど、くれるというものはもらってしまう。これもジモティは、韓国のキムチ同様、おかわり持って来いと要求していた。隣の兄ちゃんは、カレー1品で大量のパサパサご飯をお代わりしていた。インド人の米の食いっぷりは中国人にも匹敵するものがある。

 まずは移動の手段をチェックせねばと、鉄道の駅へ。この町の鉄道駅及びバス停はものすごい広さだ。駅には荷物預かり所の他、宿泊施設リタイアリング・ルームもあり。売店で時刻表を買う。しかし、ここからハイダラバード行きの列車というのが見当たらない。となると、またバスだ。バス停がまただだッ広くて、長距離ターミナルを見つけるのに一苦労。こちらはハイダラバード行き多数あり。もっとも、まだハイダラにするか、やはりチェンナイに行くか、はたまたもう少しここに滞在するか決めかねているのだけど。

 で、その決定のためにネットカフェ捜す。宿の近くのボロイ建物の上にネットの表示あり。ホントにあんのかいなと思ったら、PC数台並んでいた。しかも、昨日の店と違って速度好調。更新も難なく済み、ニュースやメール・チェックしても30分で事足りた。ジョージ・ハリスン死んでしまいましたかあ。ビートルズの中でも一番インドにハマッてた人だよなあ。バングラデシュには、やっぱり行かないだろうけどもね。訃報で真先に浮かんだ曲は、「オール・シングス・マスト・パス」の“イズント・イット・ア・ピティ”だった。さて、天気予報では、やはチェンナイは雨。ただなあ、予報は雨のここ、一滴も降っちゃいないのだけど。まあ一応信用するとして、やはりハイダラ行きに決定。ではいつ出発か?それを決めるために、次は文化催しチェックへ。

 2km位歩いたとこに国立劇場があるらしい。そこのイベントをチェックして、それ次第で出発日を決めようという次第。大通りを歩くと、2、3分毎に映画館あり。これだけの映画館はボンベイにもなかった。しかし、ボンベイで見かけた「ラガーン」とか「インディアン」とかメジャーな作品ではなく、皆ヒンディー語タイトルの作品ばかり、従って何という映画かはサッパリわからない。そうこう歩くが目的地には一向に辿りつけず。迷い気味でグルグル歩くが、いやー、交通量すさまじく排気ガスもすさまじく、騒々しいわ息苦しいわ。インド人は唾吐き野郎と立ちション野郎がやたら多く、道は自然汚れてくる。昨日のエリアとは180度の違い。まさにインド、といった町並みをイヤと言う程味わう。空気のせいもあるのか、ちと気分が悪くなり目眩もしてくる。やっぱインドだわ、ここ、紛れもなく。バンコクやクアラルンプールも喧騒の大都会だったけど、ここはそれ以上の気がする。デリーやカルカッタはもっとすごいのだろうなあ。これじゃあインドの町、好きになれんよなあ。

 諦めかけた頃にやっと国立劇場発見。しかし警備員にスケジュールないか?と聞くも、埒あかず。ここらに来たら急に英語表記がなくなり、何か書いてあってもよくわからない。ボンベイでもゴアでも英語表記は大概のところにあった。しかし、天下のシリコンヴァレー、バンガロールが意外やインド・プリミティヴな世界だったのだ。まいったね。結局、この町のエンタテイメント情報は何一つつかめず。もうこうなったら明日移動決定だ。てなわけで、歩き疲れたし気分も悪いのでリクシャを拾ってバス停へ戻る。明日の午後6時半発のバスの切符を買い、出発ホームをチェックする。グッタリ。宿へ戻る。

 移動のバスの中も勿論だが、ここらも朝晩は結構冷える。寝不足も相俟って風邪の予兆無きにしもあらず。しばし時刻表やテレビ見た後、夕食。しかしここらの店はバー兼レストランばかり。一昨日食い逃した焼飯を食べたかったので、バーを兼ねた店へ入り、結局ビールを1本注文してしまう。悪化すっかなあ?食べたらそそくさと宿へ。もう今日の娯楽はインド人に倣ってテレビ!10時頃何気にチャンネルまわしていたら、ESPNでNBAをやってるではないか!ヒートvsブルズ。ヒートのモーニングは健在だけど、ブルズは顔ぶれがまるで変わってるなあ。ブルズが勝ってしまった。ようやく今季のNBA初観戦かあ。NFLも見たいぞ。
本日の出費:宿代1 440Rs 宿代2(デポジット)500Rs リクシャ20+30Rs 昼食25Rs コーク15Rs ネット15Rs
果物20Rs 時刻表25Rs バスチケット代306Rs 夕食70Rs 計1466Rs(インド使用最高額)



 ・12月1日(土) バンガロール → ハイダラーバード 移動日 刺激100%のインド映画世界

 インドの安宿は24時間制ってとこが多い。今の宿で僕がチェックアウトすべき時間は10時半。当然ながら時間ギリギリまで居座るのが筋ってもの?でかくて硬いベッドなので、久々にストッレチをやる。オレンジを食べて荷物まとめ。ゴロゴロして10時半までつぶす。荷物を背負ってバス・ターミナルへ直行。インドの駅やターミナル、荷物預かり所は必ずあるようで、10Rs也でバカ荷物から開放される。さて、まずは朝兼昼の腹ごしらえ。宿向かいの食堂へ行くが、本格食事メニューは11時半過ぎという。仕方なく、ちと早いけどネット。先日行った店へ行くが、グローバルIMEをインストールした台は使用中なので、またインストール。1時間程やって元の食堂へ。

 久々にミックス・ヴェジ・カリーを。これがまた結構うまい。インドで食べたカレー、今のとこハズレがない。注文取りに来たおっさんが、“ネパーリーかチャイニーズか?”と聞くので“ジャパニーズだ”と言うと、なぜかニヤーっとする。何がおかしいのじゃと思うが、好意的な意味のものだと解釈しておく。“中国人と日本人、区別つかんよ”と言うので、“こっちもインド人とパキスタン人区別つかないよ”と言っておく。そも、インド人とパキとバングラ人とスリランカ人、当の本人たちだって区別つくんかいな?

 腹ごなしに映画館密集エリアを散策。とにかく映画館が多く、ど派手な看板が立ち並ぶ。しかもタイトルは全て、あの読めないフニャフニャ文字だ。派手看板をあちこちで撮影する↓

 


 インドの映画は、とにかく須らく3時間前後の長尺なので、時間つぶしには最適。夜行で移動する日の時間つぶしは、映画を観るってパターンでいこうと思う。で、看板が最も派手なヤツを観ることに。インド特有のふっくら顔ヒロインのどアップ看板で、どうやら特撮SF系の映画。安い席は20Rs、高いバルコニーでも35Rs。開場と同時に、インド人たちがドッとなだれこむ。タイトルが読めないので係員に聞くと、ラーマ・デーヴァーとか何とか。何だかガーデンの意味という。1時半開映のはずなのに、20分には始まってしまう。場内もまだ明るく、出入りしている観客も多い。始まって次第に場内が暗くなる。シネスコ・サイズの大画面で、やはり場内はほぼ満席状態。

 いきなり天国みたいなとこでのミュージカル場面。そこから田舎っぽいとこへ飛んで、ボートに乗った家族が変な男に襲われ、子供が唯一救助される。かと思うと、都会の金持ちっぽいとこへとび、ふくよかなお姉さんを中心とした一家の話へ、言葉がわからないから仕方ないのだけど、それにしてもこの映画の展開は無茶苦茶と言うか、言葉わかってもわかんないんじゃない?要は神と悪魔の戦いみたいな話で、田舎にある銅像さんが、冒頭の女神様みたいのに変身して、主要人物たちの危機を救うみたいのが主な内容。しかしまあ何だか、言葉を話す山羊が出て来たり、龍が出て来たり、勿論、歌あり踊りありアクションあり、あまりにもよくわからない展開、内容。わからな過ぎて寝てしまいましたわ。特撮はチャチイというか、かなりプリミティヴ。大音響にやたら派手派手しい極彩色の画像。最終的には誰も死んでない(死んでもやたら蘇る)のかも知れないけど、結構血のりも多かったり。猥雑、殺伐、ケバケバし、何ともスパイシーですわあ。休憩を挟んで3時間弱だった。3分の1は寝てたけど。

 映画館を出ると、また騒音と公害の渦。とにかくインドってのは刺激100%な国。あの映画だって、何か常人の感覚ではなく、ちとイカレタやつじゃなきゃ撮れないんじゃないかって印象。でも、インドではあれがフツーの感覚だったりするのかなあ?道理でインド人は誰でも、テレビをやたら大音量でかけるわけだ。まあ、飯もスパイシーで濃いもんばっかりだしなあ。先程の映画を新聞でチェックすると、「グラマー・デヴァーテ」という題名だった。カンナダ語の映画だそうな。左様、ボリウッド製の全国公開ヒンディ語(英語作品もある)作品以外にも、地方では、その地方の言語による映画が製作され公開されているらしい。チェンナイにも撮影所はあるらしいし、案外、大都市にはどこにでもあって、独自の作品が製作されているのかも。その数は一体どの位になるんだろ?日本でも公開された「ラジュー出世する」とか「ムトゥ・踊るマハラジャ」なんかは、インド映画全体ではごく一部に過ぎないボリウッド製メジャー作品(「ムトゥ」はタミル語だからチェンナイ製か?)だろうから、インド映画の全貌を掴むのは、並大抵ではないだろう。いや〜、インド映画の世界、何とも奥深し

 さて、映画観終わっても出発時間までは若干余裕あり。とりあえずバス停に行くと、さすがはシリコン・ヴァレーだけあり、バス停内にネットカフェがある。暇つぶしにまた入る。メール等はチェックしたばかりなので、ひたすらNBAの選手移籍状況なぞをチェックする。やはりレイカーズが断トツらしいのは面白くないが、台風の目はジェイスン・キッド加入のニュージャージー・ネッツか。乗車前の軽食を取るべく食堂へ。サモサを頼むと、そのまんまではなく、少年が素手でグジャグジャっとつぶし、その上に豆やらタマネギやらカレーやらをかけて、これまた濃い一品に変身。でも何とか食えた。いつもは車内食料はバナナなのだけど、嵩張るし、今日は腹持ちしそうなのでビスケットを1個だけ買う。荷物を引きとって乗車ホームへ。まわりの人間にどのバスか聞くと、親切に教えてくれる。無事乗り込み、15分遅れで出発。

 まだ電車には乗ってないのだけど、インドの長距離バスの乗客ってのは、案外見るからに真っ当で、思ったより荷物等の心配をせずに済む。この辺も夜は結構涼しい上、夜行バスは結構冷えるので、厚めの長袖を準備。隣の兄ちゃんがずっと窓を開けているのが気になったが、順調に走り出したら閉めたのでホッとする。例によって運転手がでかい音量で音楽をかけていたが、2、3人の乗客よりクレームありで、音量が下がる。案外、真っ当な神経のインド人もいるもんだ。てな具合に、今のとこインドのバス、快適とは言わないが、思ったよりは不自由ではない。ただ妙に小用が近く、眠れないのは相変わらず。3回位ストップがあったが、用足しは全て皆に倣って立ち、だった。やはり、明日も到着後は宿で半日寝か。
本日の出費:宿代△225Rs(デポジット返却分) 昼食59Rs ネット30+30Rs 映画20Rs マサラ・コーク17Rs
荷物預け10Rs 夕食13Rs ビスケット11Rs トイレ2Rs チャイ4Rs 計△19Rs


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