東南アジア旅日記
・11月16日(木)再びバンコク 怒りのバンコク!!(2?)
行きよりはかなり眠れたのではないか。結局、バナナには手をつけぬまま7時近くに到着。カオサン側というのはありがたい。早速、D&Dインに行くが、シングルがフルでダブル500Bになるという。まいいでしょ、確実なる便秘の解消のため。まずはやっぱり寝る、2時間余。9時ちょいに起きて、バナナを3本とポカリスエットで朝食を済まし、ベトナム大使館へ向かうんべくタクシーを拾う。ところが、運ちゃん、英語がわからないのはまだしも、結構道も知らない。一体、どこへ行くのかと思ったら、高級ホテル前に行き、ボーイに、僕が行き先を何と言っているのかを聞いている始末。タントゥル(タイ語で大使館のはず)って言ってるやんか〜。オレは急いでるんだぞ!今日は色々行くとこあんだから。やっと、大使館のある道まで行くが、あれか?と示すのはアメリカ大使館。ちゃうわい、もっと先じゃい!って、何でこっちの方が道を教えにゃならんのだ?やっとこ着いたらもう11時近く。パスポートを奪還すべくレシートを出すが、「係員来るまで待て」と一向に取り合わない。結局30分近く待たされる。これでは、病院の午前中の診察時間が終わってしまうではないか!ともあれ、またタクシーで日本語オッケーなはずの、サミティベット病院を目指す。
しかしバンコク名物の渋滞は、病人だろうが何だろうがお構いなし。やたら車が先に進まない。先ほどの大使館といい、タクシーといいやたらに冷房が効いていて、咳がゲホゲホとまらなくなって、もー死にそー。おまけに、やっとこ住所の通りまで行くが、そっからがまた遠い。さすがに運ちゃんも気の毒に思ったのか、一所懸命探してくれて、とうとう辿り着く。なかなかの大病院。日本語案内さんのところに行き、説明を受けるが、通常の旅行障害保険ならキャッシュレスで診てもらえるという。僕の保険は、カード付随のもので、カードで払ってレシートで後で請求するようにとのこと。まあ、マレーシアでも医療費は安かったから、キャッシュでだって払えるだろうとタカをくくっていたら・・・日本人医師ではなく、日本語の話せるタイ人医師だった。ただ、マレーシアの、もっともらしい中国系医師よりは、遥かにテキパキとしていて、まずまず信頼はおけそう。薬を4種もらい、油こい食べ物を避け、確か、水を1日1.5リットル飲むようにとか言われる。ビールとかも含めてではダメなのかな?ま、とにかく、ただの風邪らしい。となると、やっぱり体が脆弱なんかねえ?で、診察料だが、何と、1774B!!日本並ではないか!これはカード払いだ。しっかり、診断書をくれたので、是が非でも取り戻さねば。しかし、一抹の不安は、出発前に、そのカード会社の経営危機が伝えられたこと。オレの保険を払うまでつぶれんなよ!
とりあえず、急ぎの用を終えたのでバスに乗る。腹ごなしにショッピング・センターを目指すが、途中で夜のコンサートの事を思い出し、ちょうど、文化センターへ行く道だったので、降りてバスを乗りかえる。何やらガン患者の為のチャリティで、タイのポップ歌手によるコンサートがあるという。これを見るべく、この日にバンコクに戻ってきたのでもあった。開演前でも大丈夫だろうけど、念の為、今のうちにチケットをと、窓口に行くと、ガガガガガ〜ン、何と売りきれ!!チェンマイに行く前に買っておけばよかったものの、日程は流動的だからと買わず終いだった。これで、私の中のものが一気にプツンと切れました。今まで断言はしなかったが、言ったろう!オレはバンコクが嫌いだ!誰が何と言おうと嫌いだ!KLもそうだったが、ここはそれ以上に、昔ながらのイメージの“都会”そのものだ。とんでもない渋滞に排気ガス、お上りさんにタカル悪い奴ら、心休まるところのない喧騒の大都会。強者に優しく弱者にはトコトン冷たい。大体、道一つ渡るのに何でこんなに苦労せにゃならんのだ。何が、いやだって、アジアの都会でこれが一番いやだ。いくら何でも東京だって、香港だって、ソウルだってここよりはまだマシだ。おまけにバスには未だに苦労するし、歩いていてもちっとも楽しくない。要は、バンコクというのは用を足しに来るのみのところだ。あのアホなカオサンだって、チケットの手配がしやすいからとかの利便性にのみ存在価値がある。でなければ、誰があんなとこに好んで泊まるものか。とにかく、用が無い限りはバンコクなんぞ、もう来たくない。僕とは徹底的に波長の合わん町だ、ここは!
と、頭に血が上るまま書いたけど、この日は、何もかも思い通りには行かず、更に血はたぎるばかり。もう観光なんかしようという気は毛頭無いので、SC行って昼食べたら、またしても映画でも観て夕飯食べて、早く宿に帰って日記書いて通信して寝よう、と思い、映画館があるはずのワールド・トレード・センターへ。バンコクの数あるSCの中でもここは最大級ではないか?フード・コートで、貝のまじった炒め物みたいなものを頼むが、フライド・オイスターではなく、何やらお好み焼きのような軽いものだった。それでも、スイカ・ジュースで流しこんだら腹が一杯になり、映画館を目指す。ところが、やってくれますわ、閉まってます。改装中だか何だか不明だけどポスターがはってあるだけ。どうやって時間つぶしたらええんじゃい、ワシは!並びの伊勢丹の紀伊国屋書店で日本人向けバンコク・ガイド雑誌があり見ると、サイアム・スクエア近辺には、他にも3箇所映画館があるらしい。で、歩こうかと思ったら、どうやらここからは電車で行けるらしい。ということで、初めてBTSに乗る。
サイアム・スクエアまでは4駅分あった。でもやっぱ電車は楽。20Bで済んだし。でも、なぜかこの電車、ホアランポーンとかカオサンとか旅人ご用達のところには行かず、結構、路線が限られていて、やや使いでが少ない。とまれ、確かにいくつか映画館はあった。前に「スペース・カウボーイズ」を観たところでは、「シャフト」もやっていたはずだが、また、ガガ〜ン。昨日観た「ナッティ・・・」に代わってました。しかし、それなのに何でまだ「コヨーテ・アグリー」は続映なんじゃい!(ホント、この映画はどこでもやってる)またしても怒り炸裂!大体、タイでやってる映画って、中身の無いバカ映画ばかりじゃないか(もっとも、あまり中身のある映画は語学力の問題が生じるが)!しかも、何で近くに数館ある小屋がみんな同じもんばかりやってるのだ。そんなに客が入るのか?タイ映画でももっとやったらいいじゃないか!アジア全土から「コヨーテ・アグリー」を抹消せよ!!と一人怒りまくる。
悲嘆と絶望にくれ、映画館前でまずいコーヒーをすする。まだ怒りながらも、今後のことなぞ考えつついたら6時近く。ちと早いが夕飯にしよう。早いとこ食ってサッサと帰ろうと、東急デパートへ。ところが、ここにはフード・コートしか見当たらない。いい加減飽きたので、たまには、レストランというもので食事をしたい。そこで、いつぞや見つけた韓国料理屋へ。バンコク嫌いだけど、韓国好きだもんねえなぞと言いつつ、カクテキと石焼ビビンバを注文。この日は大事を取ってビールは、と言いたいところだが、飲んだって、しっかり。これが飲まずにいられますかい!久々のビビンバは嬉しかったが、石の焼きが少し弱く、お焦げが出来ず。それでも、キムチもしこたま食べ、まずは満足。300Bと、また食事代記録を更新してしまったが、腹が膨らんで、若干心安らかになる。
少し落ち着いて、バス・ピックにトライ。15番のバスが来たので途中までこれで行こうと乗るが、実は、15番はカオサン近くまでダイレクトに行くのでありました。珍しく一発で帰れた。やはり珍しく、アホ・トゥクトゥク・ドライヴァーにも一人も声をかけられず、宿に戻る。洗濯物を頼んでも明日朝には出来ないので自分で洗う。よく見たら明日履くパンツが無かった。ラオスとかの宿はランドリー・サービスなんてあるのかなあ?ま、洗濯なんか人にやらせるのは贅沢なんだけど、もうすっかり馴れてしまった。腹ポンポンのため寝酒も買わず、この日記やら、破れたTシャツの繕いやらと静かな夜を過ごす。あの病院でもらった薬は割と効いているみたいで、咳、鼻水も治まってきた。というところで、久々に通信しまっせー!それさえ終われば、バンコクなんか用無しじゃい! → モーラムが見られるか?コラートへ
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