世・界・一・周旅日記

 ・7月20日(土) オステンド→ ブリュッセル  粋な兄ちゃん立小便?

本日の観光ポイント:グラン・プラス、ビール博物館

 同室の5人組は8時前にドカドカと出ていった。こちらは8時ちょいに起きて朝食。パンにチーズ、ハム、オレンジジュース、コーヒー。9時に出て9時半初のブリュッセル行きに乗る。1時間15分程度の距離。ヨーロッパの電車はどれもきれいで豪華。値段が高いのも止む無しか。途中でボーイスカウトだかガールスカウトだかみたいなガキの一群が乗ってきて大騒ぎだったが、定刻にブリュッセル中央駅に到着。地下鉄に乗ってボタニクという駅を目指す。ベルギーは公用語がオランダ語とフランス語で、駅の名も2通りの表記があって、これが全然違う駅名だからややこしい。ボタニク駅はクルードゥトゥインなる名でもあるのだ。とにかく駅に着いて、ユースホステルを捜す。ブリュッセルはいい天気で、結構暑い。荷物の重さにヒイヒイ言いつつ、ようやく辿り着いたYHはフル。もう泣けてきます。

 ボタニク駅より徒歩圏内にYHはもう1件ある。その名もヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。こちらはどうにか空きがあった。この時期のヨーロッパ、宿の混雑は大きな問題だ。次のアムスが不安だなあ。とまれチェックインは2時とのことで、荷物を預けて外出。まずは腹ごしらえだが、土曜日とあって宿周辺はどこも開いてない。この国は、とりわけ土日の開店率が低いみたい。で、トラムに乗って町の中心まで出る。ブリュッセルもベルリンやリスボン同様、乗り物の切符チェックがないも同然なので、朝買った切符で乗ってしまう。ルイズ及びルイザという駅で降り、楽器博物館を見物がてら、どこかでランチをと思ったが、生憎店がない。で、更に王宮だかがあるらしいとこまで歩く。ようやく見つけた安い店は、ピタサンドの店。それでも7eかかる。グルメの国なんてのは返って貧しい食事をする羽目になる。

 その王宮らしいのを過ぎて、ブリュッセル観光の中心地グラン・プラスを目指す。スリが多い要注意地域らしいが、観光局があるので。明後日にはアムスに行きたいが、バス・ターミナルがどこにあるのか聞くため。しかし、観光局のお兄さん曰く、バスも電車も値段は同じようなもんで電車の方が遥に楽とのこと。で、まあ中央駅は近いから、そこで切符を買うとする。アムス行きは毎時間発、約3時間の距離。本当はロッテルダムにも寄ろうかと思っていたのだけど、金の問題と何より宿の確保が大変そうなのでパス。どんどんミニマムな旅になってまいります。しかしアムス行きは30eもした!あ〜あ、これじゃアムス行っても葉っぱなんぞ買う余裕はないね。

 再びグラン・プラスへ戻り、居並ぶ建物をしばし眺める。ベルギーは割とこじんまり気味かも知れないけど、ヨーロッパならではの優雅な建物は、やはり色々見られる。ただ、グラン・プラスはそう広くない広場で、観光客が多すぎるのと、レストランやらが密集していて、ちとゴチャゴチャしている印象だ(左画像)。時期のせいか日本人も多いこと。市庁舎の側の通りをしばし西に進み、名物の小便小僧を眺める(右画像)。近くにはタンタン(ベルギー産の人気マンガ)のグッズ・ショップもあったが、ポケモン・グッズまであったのには苦笑。

 再びグラン・プラスに戻り、市庁舎並びに建物の地下にあるビール博物館へ。でも大した見るもんがあるわけでもない。わずか2部屋に新旧のビール醸造の展示があり、後はヴィデオ上映がある位。でもパラディソとかいうエール系のビールが1杯飲め、これはうまかった。まあ3eはビール代のようなもんだね。しかしブリュッセル、意外なことに、かなり暑いね。坂道を登ったら酔いも相俟ってカッカッきてしまった。再び楽器博物館まで来るが、入場料が高いのでパス。この時点で4時ちょい。ちと疲れも残ってるので、宿に戻ってチェックインを済まし、少し休むことに。

 シャワーを浴びて少し洗濯。ベッドで休んでいたら同室者が来る。人懐こい感じのスエーデン人で、英語で色々話す。彼は明日アムスへ向かうという。どうも皆ブリュッセルの後はアムスというコースみたいだなあ。ますます宿が不安。とまれ、彼と食事に行こうかあなんて話しているうちに雨が降ってきた。雷も鳴る夕立である。暑過ぎたもんな今日は。しばし待っていたが、なかなか止まない。で止む無く8時半位に出る。せっかくビール・カントリーに来たのだから、色々なビールが飲めるブラッスリーかどこかへと期待するが、彼の食事の予算は毎回5e程度という。まあ僕もその位で抑えないといけないのだけど。もう彼まかせで雨の中歩いて行ったら、僕も昼間見つけたグラン・プラス近くの、トルコ・ギリシャ系の食堂に行く。彼は中東に2回も行っているという中東好きユダヤ人だから(苦笑)。またケバブ系かあ。しかしギリシャもこんなもん食ってるんだ。じゃあ行きたくないな(笑)。

 雨降りやまず土砂降りの中帰る。もう一人の同室者は久々の日本人。ニースに10ヶ月位住んでいたという。何やら宗教の話で、彼とスイーディッシュのステバンが議論を始める。僕の英語力ではとてもついていけないので日記書きに徹する。明日は晴れればいいが。

本日の出費ブリュッセル行き列車12.2p 宿代x2 26.5p 昼食7p アイスティ0.85p 地下鉄1.4p ビール博物館3p アムステルダム行き列車切符代30p 夕食7.3p ビール1.3p 計p


 ・7月21日(日) ブリュッセル 2日目  

本日の観光ポイント:マンガ博物館、最高裁判所

 明け方ガタガタ物音で目が覚める。5時半だよ。同室のテツさんが、昨晩隣のバカ白人女が喚いているので文句を言いに行った際、部屋の鍵を締めたのだそうだ。で、同室のダッチのお姉さんがトイレに行こうと思ったらドアが開かないってことで大騒ぎに。結局、看守か誰かに助けを求めて開けてもらあっつぉうな。僕は目が覚めたけど、面倒くさいから寝ていた。でもお陰で睡眠不足。朝食のために8時には起きたけど、眠い眠い。朝食はパン、チーズ、オレンジジュース、コーヒーかティー、シリアルといった程度。しばしテツさんと話した後、外出。スエーディッシュのステバンもダッチのお姉さん二人組も次の地へ向かって行った。


 朝いち向かったのはコミック博物館(正式名称はセンター・ベルゲ・デ・ラ・バンダ・デジニーみたいな感じ)。ベルギーはタンタンを始めとした有名なコミックが色々ある。それらの原画のみならず、アニメの歴史や近年の大人向けマンガまでの充実の展示内容。ただ、解説がフランス+オランダ語だけなので不明のところ多し。英語解説くれたけど、読むの面倒くさいので(苦笑)。僕はタンタン以上にアステリックス、そしてラッキー・ルーク(右画像)のファン。ショップでのお土産は勿論ラッキー・ルーク・キーホルダーである。

 徒歩で再びグラン・プラスへ。とりあえず小便小僧の少女版というのを見ておこうと思って。高いレストランが並ぶ路地の一角に件の像あり。でも何だか鍵が掛けられていた。さすがに“粋な姉ちゃん立小便”(「歩き方」にも書いてあったな。やられたね)ってわけではなく、座ってだけど、あまりにあまりなポーズに唖然。そこから適当に歩いて行ったら、いきなアジア人街みたいなとこに出くわした。その手前にジモティが集うブラスリーがあり、そこで白ビールのヒューガルテンの生を1杯。日本でも飲めるやつだけど、やっぱ地元で飲むとうまいなあ。屋台のワッフル食べて少し腹を満たした後、近くにあったスーパーでサラダみたいなのを買って公園で食べる。ついでにシャンプー、リンスも買う。この街も優雅な広場や公園には事欠かないっす。

 王立博物館へ寄ろうと、丘を登ってロイヤル通りに出るとすごい人だかり。何やらお祭りらしく露天やマーチング・バンドが出ている(左画像)。公園から最高裁判所までが人で埋まってる。祭好きの僕はウキウキしながら通りをぶらつく。露店で売ってる食べ物はホットドック、ハンバーガー、フレンチフライ、ワッフル等が主だが、時折マッシュルームとか変わったものもあり。ウロウロしていて、結局王立博物館に行く時間はなくなる。ヨーロッパ的素養の無い僕でもブリューゲルの絵は結構好きなんだけどね。何でもここはまともにみようと思ったら1日がかりらしいから。しかし、睡眠不足のせいか祭見物にもちと疲れてきた。で、まだ日は高いけど一旦宿へ。

 同室者2人が加わり寝ている。僕は昨日終わらなかった日記を書き、ネットカフェへ。宿近くの店、日本語環境あり。YHのサイトでアムスの宿を予約しようと試みるが、全てフルだった。また荷物背負ってウロウロすんのはやだなあ。夏のヨーロッパはこれが大きな問題である。サイトの更新をした後、部屋に戻って少しゴロ寝。するとテツさんが戻って来て、早速新加入のスペイン人とコミュニケーションを取り出す。お陰でまた目が覚めてしまった(苦笑)。再びお祭り目指して外出。

 最高裁判所も開放されていて中を見物。周囲では戦車とかが並べられ、何やら軍事教練の一般コーナーあり。子供に軍事教練してどうするんだ、ベルギーよ?昨晩スエーディッシュのステバンと話したところ、北欧の国々も軒並み徴兵制があるそうだ。平和な世の中が望ましいっすねえ。屋台のハンバーガーとチャンピノン、つまりマッシュルームの煮たのを食べる。でも味がついてないので大量に食べるのはつらかった。でもこれでもう腹いっぱい。ミニマムなディナーの終わりである。もう少しビール位飲みたかったが、今日はもうツーリスティックな店しか開いてない。念の為シティで100e程おろし、中央駅への最短の道をチェックした後、宿へ帰る。

 宿でもう一人加わったのはコリアン。テツさんと共にビールを飲みながらコミュニケーション。彼はドイツ在住なそうな。そうこうしているうちに花火の音が。見たかったなあ。どこまでもベルギーの旅はミニマムに暮れてまいります。結局、今日は何の日だったのかね?独立記念日か何か?テツさんは国王様見たらしいし、重要な祝日だったのでしょう。さて今日こそは早く寝なくちゃ。

本日の出費:コミック博物館5p ラッキー・ルーク人形5p ビール1.6p 昼食3.94p 2.35p 夕食9p 水+ビール1.9p ワッフル1.4p ネット1p 計31.19p
クーレスト・シティ・イン・ザ・ワールド!オランダは アムステルダム へ

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