世・界・一・周旅日記

 ・4月27日(土) アカバ → ダハブ(エジプト)  岩山+砂漠+ビーチ・・・?

 久々にゆっくり、と言っても8時起き。湯を沸かしシャイ入れてノンビリ朝食。早起きが続くと体に悪いよ(?)。荷物整理もしっかり。とりあえず個室なのでリフレッシュできたかな?エジプト行きのフェリーは11時発とのことだが、念の為1時間早めに行く。タクシーを拾うと1.5JDとのこと。7km南のフェリー・ターミナルへ。

 まずは出国税を払う。5JDだった。で、船のチケットだが、お目当ての21ドルのスロー・ボートは何と2時出航、しかも波が荒れているので3時以降になりそうという。スローだとヌエバまで要3時間なので、果たして今日中にダハブまで行けるかどうか。30ドルで1時間でヌエバに着くファスト・ボートもあるが、8ドルの差はでかいし、おまけにやはり波の関係で、今日は出ないかも知れないという。ウ〜ン、まいったね。スローボートで行くとしたら4時間待たねばならない。近くに水族館があるらしいので、そこで時間潰そうかと思ったが、2km歩くというのでダメ。まあ、ひょっとしたらファスト・ボートが出るやもしれないので、とりあえず11時まで待ってみる。

 何だかイミグレーションには列ができている。フツーはチケットを買ってから出国手続なんだろうけど、ここは逆でもいいみたい。で、僕も列に並ぶ。そこで二人の日本人女性と会う。ヨーコさんは、まあパッカーだが、もう一人のユキノさんは仕事休みで来ている真っ当な旅行者。出国手続きはカードを書いてスタンプをポン、程度。どうやらファスト・ボートは出るらしい。で、彼女らと共に、ちと高いけどそれに乗ることに。まあ1時間で着くなら今日中にダハブへ行けそうだし。

 ファスト・ボートはさすがにかっちょいい(左画像)。広い船内ではヴィデオ上映や免税販売、両替所もあり。12時15分遅れ位で出航。紅海は波が荒めだけど、さすがにきれいだ。揺れもなく船内は快適そのもの。ビールが半ドルと安いので余ったディナールで1本買い3人で乾杯。酔っ払ってたら入国拒否されたりして。アッと言う間にヌエバ到着。女性連れの利点か、白い制服のおじさんが先導してくれて、入国手続もスムーズに行く。カードを書いてパスポートを預け、近くの銀行まで行ってヴィザ代を支払う。15ドル也。日本で取ると25ドル位らしいので、敢えて取らないで来たのだ。全く問題はなかった。ヨルダン入国時のような荷物検査も一切無し。30分弱で入国手続き完了。もう、来ちゃったのかね、エジプトに?実感湧かんなあ。

 ダハブ行きバスは4時発らしいが、一緒にいた白人たち共々人数がいるので、タクシーをシェアして行く事に。7人乗って一人15エジプト・ポンド(1ポンド=約30円ってとこ?以下EPと略す)。その顔ぶれがすごい。白人勢はカナダ人にドイツ人、そして癖のある英語を話すおばちゃんはキルギスタン人とか!更にバングラデシュ人というバラエティ豊かさ。約1時間程でダハブ到着。タクシーは、我々が希望するセヴン・ヘヴン・ホテルまで行ってくれた。5EPのドミは2ベッド空きがあり、僕とバングラ人モハメドが。二人の女性は15EPのダブルに、ということで落ちつく。4時という中途半端な時間だが、町歩き兼腹ごしらえに出る。

 ホテルのすぐ裏が海だ。ただビーチというには砂浜が狭過ぎ。岩も多いし波も荒く海水浴には不適。やはり潜り系の場所という感じ。町そのものの規模も小さく、15分も歩けば一通り見て回れる。ツーリスティックなレストランや土産物屋が並んでいるのだけど、意外にそれ程頻繁には声がかからず、ウザさは感じない。しかし奇妙な世界。海を背にすると、そこにはワディ・ラムの続きみたいな岩山が並び、下は砂漠が広がりラクダもいる。ところが振り返れば海、なんである。こんな世界もあるんだねえ。とまれ、宿で薦められた店は閉まっていたので、途中で会ったおじさんに教えられたヤスミナ(ジャスミン)という宿兼レストランへ。プールなどもあり、いかにも白人の世界。なぜかパスタは5〜7と安いので、フニャフニャを予想しつつも頼む。案の定。飲み物と会わせて7EP位になっちゃうのは致し方なしか。勿論、ヨルダンに較べれば全然安いんだけど。

 女性二人と共に、しばし散策。元気な女性たちは、土産物屋一軒一軒を隈なく廻り、色々見て廻る。一人だとこの手の土産物屋は全て素通りなので、まあたまにはいいかも。何か見てると、こっちまで欲しくなったりするけど。とりあえず、ステラ(ビール)Tシャツは要チェック。町の雰囲気からして一人では辛そうなので、女性連れで好都合ではあった。朝食等には困りそうなので、マーケットでホブスやチーズを買う。日暮れ過ぎまで散策して、もう8時。まあこういうとこでやることといえば、後は飲む位だろうってことで、バーへ。ちょうど、昼のカナダ人、ドイツ人、そしてバングラ人モハメドも通りかかったので、一緒に飲む。しかし、誰よりもモハメドが驚きだ。バーレーンだかクエートだかで働いていたらしいが、単パン姿でヴィデオカメラ持参。キプロスへ向かうらしいけど、バングラ人がホリデーとは!いいとこの生まれなのか、出稼ぎで稼いだのか。

 白人勢は魚を食べに行くとレストランへ行ったが、僕は何だか疲れて眠くなってきた。で、まだ9時なんだけど部屋で寝の態勢。彼らとユキノさん、モハメドは更に飲みに行ったらしい。部屋は他にコリアンらしき青年と日本人だが、二人とも帰りは遅い。彼らがいつ帰ったのかも知らず、10時位には寝てしまった。

本日の出費:タクシー1.5JD 出国税5JD ビール400Fils エジプト行き船30ドル タクシー15EP 昼食7.5EP
ビール6EP パン等4.5EP 計6.9JD+30ドル+33.4EP


 ・4月28日(日) ダハブ 2日目 「ロレンス」から「十戒」へ

本日の観光ポイント:シナイ山+聖キャサリン修道院

 日本もいよいよゴールデン・ウイークに突入。アメリカのニューオーリンズでは恒例のジャズ&ヘリテイジ・フェスティヴァルもスタートした今日この頃、僕は何だか寝てばかりであります。同室では、唯一人、バングラ人モハメドが早起き。どこかへ出かけて行った。僕はのんびりと朝食。ユキノさんにワンタンスープをもらって飲む。今日も好天ながら風強し。別の宿に滞在している日本人夫妻はシュノーケリングに挑戦。せっかくだから僕も何かやるべきかねえ。例のモハメドは、ダイヴィングに行ったらしい。終えて荷物をまとめて、すぐさま2時のバスでカイロへ向かうという忙しさ。しかも、昨晩はユキノさんらと遅くまで飲んでたらしいし。インド、バングラ系の人、財力さえあれば、強力な消費者としての潜在力を秘めているのではないか。

 銀行へ行きTC50ドル分両替。もう、ひたすらTCを使わないと、早くもドル・キャッシュは残りが少ないので。今晩のシナイ山行きツアーを30EPで宿に申し込む。僕にユキノ、ヨーコさん、同室のコリアン、例の日本人夫妻等の大所帯になりそう。まだ人気の少ない午前中の海沿いを散策。宿から離れてキャンプがたまってるエリアへ行くと、庶民的な食堂や屋台もチラホラ。レバーのサンドイッチが2EPで食べられた。更に、近くでフレッシュ・オレンジジュースも2EP。捜せばあるもんです。ここは土産物屋ばかり並んでるけど、それ程うざったく声をかけてくるわけではない。こういう柔らかいエジプトは、ここまでなのかも知れないけど。

 昼はガールズ二人と共に、コシャリが食べられる店を捜す。アンマンでも登場の、このエジプトチープ・フード、ご飯にマカロニ、トマトソース、豆、揚げたタマネギがのっかるという不思議なファスト・フード(画像右)。貧乏旅行者ご用達の一品。件の食堂ではレギュラー2、大盛3EPと少し高め。更にさっきのジュース屋へ行くと、強力なフルーツ・パフェみたいな一品あり。ユキノさんが食べてみるが、意外に甘くなくてグッド。すると、そのジュース屋の向かいに、何と噂のコシャリ屋台が。こっちの方のがさっきのよりうまそう。今晩の夕食用にテイクアウトする。斯様にエジプト、なかなか食べ物楽しいです。しかし、ここで浮かれて色々食い過ぎて腹を壊すというのが、よくあるパターン。慎重に慎重に。

 部屋の電源が不具合なので修理を頼む。要は接触が悪いのだけど、どうしても中身までいじって根本的に直そうとしない。まあとりあえずは電気が通るようになったのでよしとするが。部屋で日記を書くも、風強くて、やたらに砂が入りこむ。精密機器類は大丈夫だろうか?同室の人達、何をやってるかよくわからないけど、とにかくよく出かけているし帰りも遅い。今晩は夜通し山登りになるので、夕方には寝の態勢。コシャリというのは炭水化物ばかりだから、腹が減るのが早い。で、寝る前の6時頃、もうテイクアウトしたのを食べることに。ビールの1本も飲みたかったが、ここら酒屋はなく、バーから持ち出すと高い。で、残っていたヨルダン製ワインを空ける。コシャリはトマトソース+マカロニだから、当然赤ワインとの相性抜群。日本に帰ったら作るだろうな、これ。

 熟睡には至らずも、4時間位ウトウトする。10時に起きてフロントへ、同室の日本人も、別のもっと安いツアーに参加とのこと。ワゴン車に乗り、あちこちを廻って本格出発は11時。エジプトは「歩き方」ではなく、去年トルコで買ったLPだけなので、観光ポイントのイメージが掴み難い。今晩のシナイ山+聖キャサリンも、一体どれくらい山を登り、どんなもんが見られるのかがよくわかってない。ただとにかくシナイ山といえば、あのモーゼの十戒が記された地として有名。「アラビアのロレンス」から「十戒」へと、歴史スペクタクル映画路線が続くわけであります。 → この続きはまた明日

本日の出費:シナイ山ツアー代30EP サンドイッチ2EP オレンジジュース2EP 昼食4EP コシャリ1.5EP
ジャム1EP ビスケット+ティーバッグ3EP 果物6EP 計50.5EP

 何だか寝てばかりの ダハブ 続き

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