世・界・一・周旅日記

 ・9月12日(木) ジョグジャカルタ → デンパサール(バリ) 移動日  “後進国”の条件とは?

 目は覚めていたけど、9時頃までゴロゴロしてる。当初は、また王宮に行って何か見るつもりだったけど、暑いし面倒くさいのでチェックアウト時間まで部屋でウダウダしてることにする。10時頃、起きたのに気づいた宿の従業員が朝食を運んでくる。ホント、ここの従業員は3人ともよく働くし、いい奴ばかり。せっかくだから水シャワーを浴び髭も剃る。のんびりと荷物まとめをやり11時。フロントの兄ちゃんが、“バリ行きのフライト・チケットいる?”とか来たが、飛行機で戻るような人がこんな安い宿には泊まらないでしょう。12時ちょい前にチェックアウトして荷物を預けて、まずはネットへ。15日香港行きのフライト予約はOK。ただし、香港から成田の帰国便は週末が混み合うそうだ。今の予定だと日曜帰国だったけど、もう1日位いられるかな?帰国便予約は、香港での1日の出費の様子を見た上で。オリコカードに弁明のメールを送った矢先、ようやくカード請求額が引き落とされていた。これでカードがまた使える。でも、考えてみればセゾンカードのが引き落とされてないぞ。あ〜あ・・・

 昼も面倒くさいので近場で済ます。何せ暑くて。昨日VCDを買った屋台へ行き、交換を要求。マレー人歌手シティ・ヌルハリザのを買ったところカラオケ集だったのだ。愛想のいいお姉さんが、ちゃんとヴィデオクリップ集を見つけて交換してくれた。スーパーでトレペとおやつ用のビスケットを買って2時に戻る。宿前でバスを拾う。幸い空いていて、ターミナルへは順調に。昨日チェックした窓口でデンパサール行きチケットを求めるが、130,000Rpというので、隣に行こうかなあと言うと110,000にまかった。連れていかれたバスはチトラ・デワナとかいう会社のバスで、2時発だったもの。客が少なかったから、この会社のに回された?

 バリから乗って来たタミ・ジャヤという会社のバスはなかなか豪華だし、おやつ&フリー・ディナー付、乗ってすぐにDVD上映もあった。ところがここのバスはあまり立派とはいえないし、おやつも出てこない。おまけに一番前に乗せられたから、人の出入りが激しくてウザイ。ソロまで行って空席があったら後ろの席へ替えてもらうとする。ソロまでは1時間半程かかる。まあ、敢えて遅い時間のバスを選んだのは、早く着きすぎたら困るからだが、その心配は不要で、どうも到着は遅れそうな気配である。

 結局、ソロでも大した人数は乗らなかったので、めでたく後方の席へ移動。足を伸ばしてノンビリしてたところ、バスがプスンとか言って停まる。おいおい大丈夫なのか、この車両?再び走り出したが、20分位走って着いたのは、再びソロのターミナルではないか。さっき停まった時と同じ流しの連中とかが、また乗りこんで来たぞ。ちょっと横道へそれますが、インドネシアでは、市バスでも長距離でも、ちょっと停車する隙に、物売りのみならず、ギターを抱えたストリート・ミュージシャンが必ず乗りこんで来て1曲披露、おひねりを要求していく。あれがクロンチョン・ギターと言うのか、ウクレレみたいなセコイのを抱えてインドネシア語で歌うのだけど、曲調はどれも似たような感じ。メジャー・コード・オンリーで、ボブ・マーリーの“リデンプション・ソング”に似た感じのもの。一体何に影響を受けているのかは不明だけど、そう感心しない演奏ばかりなので、ほとんど金をやったことはない。ただ、ギター演奏人口は、この国やたら多いみたい。

 さて、ソロのターミナルの横に停車したバスは、延々1時間以上停車したまんま。運転手も係員もどっか行ったまま戻って来ない。おきざりじゃねーだろーな?このバス、マジでバリに行くのか?別に急いではいないけど、やっぱりこの“意味不明停車”にはイライラさせられる。インドネシアに来て以来、バリ、ジャワ問わず、“後進国はもーいや”という言葉が何度か頭に浮かんだ。少しマシな言い方をすれば“発展途上国”だが、頭に来たついでに書かせてもらうなら、やっぱり発展途上国は、“後進国”という言い方の方がふさわしい気がする。インドネシアは、思いの他“後進国”であった。では、後進国の条件とは一体何なのか?

 まずはインフラの不備があげられるだろう。例えばバリ全土を網羅していて、「歩き方」には快適そのものっぽく書かれているプラマ社のバス。快適どころか、冷房も効いてないしボロイしトロイし、僕が乗ったバスは2回とも予定時刻より大幅に遅れての到着だった。それでもプラマはせいぜい1、2時間の短距離だからまだいい。この長距離バスに関しては、これまで書いてきたように、お得意の“意味不明停車”がやっぱり出た。効率の悪さという点では、エジプトのダハブで客ピックのために、同じ道を延々グルグル走り続け2時間も3時間も一向に進まなかったのが最悪の例だったが、今回のバスもそれに近いものがある。結局、予期した通りバスが故障したようで、別のバスに乗り換えということになったのだが、走り出してしばらくしてやっぱりあったのが給油停車。既に4時間は遅れている。いいんだけどさ。

 長距離バスをめぐるドタバタは、2年前の東南アジアの旅でさんざ経験させてもらった。それでもタイやヴェトナムはマシな方で、ラオスあたりは無茶苦茶過ぎてかなり笑えたが、カンボジアや中国に至ってはサイテーサイアク。インドネシアはそれらの中間位に位置するか。バスはトルコに近いレベルながら、運行そのものはインドとかに近いレベル。最初のバスはゴキブリの子供がやたら窓をつたって降りてきていたり、トイレもロクに水が流れなかったりしたが、乗り換えたバスはベンツ製。トイレもマシでよくなったかと思いきや、ゴキブリの巣である点は変わらなかった。かつてはこういうバスをめぐるドタバタを笑って楽しんではいたけど、今やもう充分に経験させてもらったし、やはり旅の終わりに来て守り姿勢のせいもあるのか、今はただひたすらイライラさせられるのみ。思わず口をついて出るのは“後進国はもーいや”である。

 バリにも結構あったけど、ジョグジャはとりわけドブ川が多かった。そしてつまったら困るってことなのか、ドブさらいに従事している人を多く見かけた。日本でも、この“ドブさらい”という仕事は、少なくとも3,40年前までは存在していたはずだ(ということは、インドネシアは日本より3.40年遅れているということ?)。勿論、今の日本にもドブ川はあるが、少なくとも表面上は不快でない程度の汚さで、異臭を放ったりとかいうところは、今は地方でもあまりないだろう。でも、バリ、ジャワには今でもそういうドブ川は多く存在する。そも、インドネシアの人々にとって川とか海というのは、生活用水を流す場と捕らえられているようで、かのクタ・ビーチだって排水たれ流しである。だから、クタのビーチなんてきれいなわけがない。砂なんて真っ黒でしょ?あそこで泳ぐのってガンガーの沐浴に近い行為かも?ベルギー人クーンが、“何で皆クタのビーチに行くのか理解できない”と言っていたけど、全く同感だ。クタだけじゃない、サヌールだってビーチとしての魅力は今サンだったし、少なくともバリ南部のビーチって、ちっとも魅力を感じないぞ。なぜかくも多くの日本人がバリを目指すのか?僕みたいな芸能フリークがウブドみたいなとこだけ行くってならわかるけど。ビーチ・リゾートなら他にいくらでもマシなところがあるだろうに

 ゴミといえば、インドネシアはバリにしろジャワにしろ、あちこちにゴミがやたらに捨てられている。その状況はまさにインド並。ウブドのトゥデさんの家では、紙類のゴミとプラスチックが分別されていたけど、それは別個に燃やす!ためなのであった。そんな具合に、少なくともこの国に“エコロジー”の観念はついぞ感じられない。環境保護なんて発想は、やっぱり余裕がないと生まれてこないのだ。その程度に、この国はやっぱりまだまだ余裕がないってことなんだろう。つまり、食っていくのに精一杯という感じ。

 しかし解せないのは、ジャワはともかく、なぜバリまでこの有様なのか?例えばODAとかで援助金を受けた場合、観光収入があって重要なバリに一番予算が割かれるはずだ。次にジャワ、スマトラ、カリマンタンって感じで、他のティモールとかの離島は一番最後最小だろう。その恵まれているはずのバリにしてから、インフラは先進国並とは言い難い。島全土をカヴァーする道路網はそれなりに整備されているのかも知れないが、ローカルな田舎道は狭いし汚い。あれだけ観光客が多いところなのにネットは結構ダメだし、衛生状態もそうよくはない気がする。予算がやっぱり足りないか、それとも使い道を何か間違えているのか。同じアジアのイスラム国でもマレーシアの方が全然マシだし、タイやミャンマーにも遠く及ばない。名前の通り、この国にいて思い出されるのはインドだ。バリがヒンドゥだからというだけでなく、両国のレベルは似通ったものに思える。てっきり、ここはもっと整備された国かと思っていたのだが。

 ヨーロッパや北米を廻ってきた後だけに余計にそう思えるのかも知れない。“日本は真に先進国なのか?”といった問いはともかく、金持ち国の人間の驕り高ぶった発言のように捉えられるかも知れないことを承知で、やっぱり言わせてもらうと、インドネシアは、以上に挙げた諸処の理由から、紛れも無く“後進国”だ。で、別に“後進国”でもいいんだけど、旅の終盤に来ると、やっぱり“後進国はもーいや”って思っちゃうんだよね。ま、昨年あれ程いやだったインドが、案外、今は愛しく思えてしまっているように、帰国してしばらくすると、また“後進国”を懐かしんだりするのかも知れないけど、今現在の正直な印象としては、まさしく“後進国はもーいや”なのだ。

 ようやくバスがまともに走りだし、おやつサービスもあった。2座席を占有できたので、足を伸ばしてリラックスしつ音楽テープを聴く。行きのタミ・ジャヤのバスとて完璧ではなく、最後の方は冷房の水が天井から落ち出して終いには床がビショビショになったが、このバスも時折水滴がたれてくる。9時半頃停車、待望の夕食サービスあり。少し印象回復、腹膨るれば心安らか。ようやく本格的に寝の態勢だ。バス内のトイレで用を足そうと思うが、日中トロトロやってたのが、車の少ない夜になったら急に狂ったように飛ばし出すというのも、よくあるパターン。自分の排出物が自分にかかってしまいそうな位、無茶苦茶な揺れのうちに用を足す。ま、どうにかバリには行かれるみたいですよ・・・

本日の出費:ネット5400Rp 昼食9000Rp バス1000Rp デンパサール行きバス110,000Rp トレペ他4400Rp 計129,800Rp


 ・9月13日(金) デンパサール  考えるは香港の事ばかり

 睡眠はあまり取れてないね。でも明方4時頃には、ようやくバリに渡る船に乗る港へ着いた。明方なのに物売りやギター弾きが乗りこんで来る。こういう時に下手な歌を聞かされるのはサイアクだ。更に、新聞売りが読めもしないインドネシア語の新聞を膝の上に置いていく。これにはキレて新聞紙を放り投げてやる。行きでは、帰りに船に乗る時は対岸の写真を撮ろうとか思っていたが、眠くて面倒臭くてバスも降りず。折しも朝焼けだったのだけどね。バリに入ってからはずっと山道。そんな状態で果敢に大用を足す。7時位になったので、もう着くのかと思って起きていたが、更に1時間位かかった。デンパサールのターミナル到着は、こちら時間9時近く?例によって寄ってくる輩を無視し、ターミナルのツーリスト・オフィスで、目指す宿方面への行き方を聞く。

 デンパサールは、なぜかベモの地である。プラマ社のシャトルバスが走ってないし、ベチャはいないしタクシーもあまり見かけない。乗合バンのベモが主たる交通機関である。教えてもらった青地に赤いラインのベモにでかい荷物を持ったまま乗りこむ。当然ギュウギュウなのだが、その中で携帯は鳴るし、子供に乳をやりだす母親はいるわ。でも、目指す宿は有名なところらしく、無事、その宿前に着けて、料金も3000Rpで文句を言われなかった。LPに載っていたアディ・サヤという宿は、一見宿には見えないが、しっかり白人宿泊客もおり、ツインベッド部屋25,000Rpの激安価格。ならここに2泊ということで落ち着く。まずは水シャワーを浴びて下着を洗う。

 何よりもしなくてはならないのは、明後日、如何にして空港へ行くかだ。クタならプラマ社のバスで一発だが、ここではベモ?それはゴメンだ。タクシーしかないとして、空港からのように定額チケット制なのか、どこで拾えるのか?宿は町の中心から少し距離があり、暑い中、迷いながら観光局を目指して歩く。ようやっと辿りつき、問い合わせるが、やはり流しのタクシーを拾うしかないという。日曜の早朝であろうとタクシーはどこでも拾えるというが本当かな?ただし、日曜の朝はクタ行きが多くて道が混み合うという。では6時出か?ヤレヤレ。不便なのは足だけではない。ここはショッピングセンターのようなところも離れているし、ネットカフェも見当たらないし、マシな食堂だって見当たらない。何だよここ、一体?おまけに、パフォーマンスも軒並み離れた場所で行われているようで、まるで取柄なし。おいおい、これじゃあクタ行った方がマシだったぞ。

 クタが好きになれなかったし、わざわざここから移動するのも何なので、敢えてまだ滞在してなかったデンパサール滞在ということにしたわけだが、ここは面白みはないし不便この上ないし、箸にも棒にもかからない街って感じだ。いくつかのショッピングセンターをあたってみるが、いずれもSCなんて呼べるシロモノではない。大体、臭いし汚いし、またまた“後進国はもーいや”という言葉が頭に浮かんできた。それでも残りのルピーが1日分位しかないので両替はせねばならない。映画館があるらしい建物へ行くと、オーソライズドの両替商があったので40$分のキャッシュを替えようとする。ところが、金がないので銀行に行ってくるから待てと言われる(苦笑)。愛想はいいお姉ちゃんとお喋りしつつ、待つこと20分位。その間考えて、いっそ明日クタへ移動しようかという気になってくる。いずれにしろ40ドルは多い、20ドルで充分ということで、168,000Rp程を得る。途中あったローカル食堂でソト・アヤム(チキン・スープ)の昼食。

 宿に戻って再び考える。こんなつまらないところはいても仕方がないが、またクタで1日つぶすのも勿体無い。イチかバチか、明日朝いち空港へ行って出発を明日に変更出来ないかやってみるとするか?もし、ダメなら空港で必要分両替してクタへ行けばいい。となると、さっき両替した分は余計だ。空港でルピーをドルに出来るかはわからないので、今のうちに銀行で不要なルピーをドルに替えておくことにする。ルピーなんて余ってもクズっぽいもんね。で、銀行へ行くが、営業時間は4時まででセーフ。勿論、買取のレートなんてよかあないが仕方あるまい。1ドル=9030Rpのレートで14ドルを得る。これで本当に今日1日分ギリギリになったな。明日の空港へのタクシー代は50,000Rp以上はかけられない。インドネシアは空港使用税が100,000Rpかかるので、その分は残さなくてはならないので。

 それでも帰りにビール売ってる店を見つけて1本買うことに。ここらはなぜか小瓶がなく大瓶のみ。それでも瓶を返すなら9000と安いので買うが、何と瓶は残さねばならず、ビールはビニール袋に移して渡された(苦笑)。これさあ、大量の検尿みたいだぞ。宿で1滴もこぼさぬようコップに注いで飲むが、あまり冷えてなくてますます・・・っぽいぞ。飲みつ日記。明日バリ脱出となれば、もうトットと寝るのみ。もうこの地で何もする気はないし、金を落とす気もない。折しもラジオからは香港ポップが。そう、考えるはひたすら香港のことのみだ。

 しかし、だ。果たして香港行きの便は毎日出ていたかどうか。念の為チェックしておいた方がいいのでは?と思えてきた。ネットカフェは宿から2km位離れたラーマーヤナというSC内にあるという。しかしなあネットやったら金足りなくなるなあ。でも無駄足は避けたいし、ちょっと買物もしたいので赴くことに。途中、調子のいい物乞いが人の腕に触るので殴るポーズをとってやる。すっかりゴキゲン斜めモードであります。成程、デンパサールの南の方は大きなSCが並ぶ。ラーマーヤナも割と近代的な作りだ。ネットカフェは3Fに。15分で2750で15分を超えると倍になる。日本語環境ありで、何よりもここはインドネシア最速。で、フライトだが、案の定というか、朝の便は土曜日はなかった。午後4時発で9時着の便のみ。あんまり遅いのはなあ。てなわけで、やはり明日はインドネシア滞在で、予約通り明後日の飛行機で行かざるを得ないか。となると金が足りない。またドルをルピーに替えなくちゃ。急いては事を・・の最たるもんですな。

 SC内のマーケットで、ヤケクソでパンとスナックとビールを買ってしまい、フードコートで食事を取る。これで空港使用料用100,000Rpと宿代25,000Rpを除くと残りは40,000Rp。では明日はどうするか。やはりここで早朝のタクシーを捕まえるのは不安だし、選択肢がないからボラれる可能性も高い。やはり明日はクタに出てクタから空港を目指す方がベターだろう。プラマのバスが6時から出ていたかどうかは忘れたが、少なくともタクシーの台数はクタの方が多いだろうから、まだ交渉の余地があるだろう。そうなると、何としても40,000Rp内でクタまで出なくては。いっそベモで行くか?クタ行きベモが出てるのは、やはり宿から2km位離れたトゥガルというステーション。そこまで歩いたるかあ?いずれにしろ明日の宿代等々で最低10ドル位は両替せねばならないけど。バカだねえ、我ながら。

 ただ、もうとにかくこの国で何かをしようという気はない。さすがに伝統芸能も見飽きたし。デンパサールにもダンドゥット・ショウとかあれば別だけど(笑)。ひたすら日記書き、そしてVCDを見る位。明日はゆっくり起きてベモ・ステーションを目指すべし。30,000位でクタまで行くタクシーがあれば乗ってやってもいいけど。いっそのこと4時発の香港行きに乗るかとも考えたけど、11時頃宿に着いても仕方ないしね。それにしてもこの2日が無駄だなあ。1日早いフライトを予約すべきだった。これが旅なんだよね、行ってみるまでは、そこがどういうところかわからない。行ったからといって、つまらないところだってあるわけなんだよね。隈なく各地を廻ってもハズれることは多々ありそう。だから、案外ミニマムな世界一周でもよかったのかもなんて思えたり。あ〜あ無為な日が続くことよ。

本日の出費:ベモ3000Rp 昼食6,000Rp ビール9000Rp 夕食7500Rp 買物16,600Rp 計42,100Rp


 ・9月14日(土) デンパサール → クタ  モスキート地獄へようこそ

 勿論ゆっくり起きだ。でもあまり暑くならないうちには移動したいけど。久々に湯を沸かして、1つだけ残っていたティーパックの紅茶を入れる。昨日買ってきたパンはチョコ入りだった。どうせだからとシャワーも浴び、10時頃ようやく荷物をまとめてチェックアウト。クタ行きベモ(乗合のミニバン)の事を聞くと、宿の人は親切に教えてくれた。宿前でクタ行きベモ乗り場へのベモを拾うことも可能だが、大回りだというので、やはり歩くことに。幸い今日はあまり日が照ってない。黙々と2km弱の道を30kgの荷を背負って歩く。そしてトゥガル・ステーションに到着。あまり観光客利用はないのか、ベモの運転手も淡々としたもの。勿論、満員状態だが窓も開いているのでそれ程不快ではない。20分位で、見覚えのあるクタのベモ・コーナーに到着。宿で聞いた通り4000Rpを渡したら、何も言われなかった。戻ってきましたよ〜、クタに。

 プラマ社の空港行きバスは6時が始発。僅か7500Rp、戻って来て正解だった。これで無事明日の足は確保。後はがんばって早起きするだけ。“明日の今頃には〜”(祝結婚の宇田多の“ファースト・ラヴ”)香港だ!宿は、今回、プラマの斜向かいにあるマハーバーラタという宿へ。前回泊まったアノム・デゥィよりきれいだし朝食付で50,000Rp。でも朝食は無理なので、40,000に下げてもらう。しかし、窓に隙間があって結構蚊がいるなあ。数匹殺すが、次から次へまた現れる。おいおい、どーなってるの?たまらずコンビニに蚊取線香を買いに行く。全く無駄な出費を強いやがって。何だか蚊の数が尋常じゃない。こっちは部屋が広いせいもあって1個や2個じゃダメなので、4つ5つ焚くが、スタンドがない。吊るしたりあの手この手で焚きまくるが、それでも蚊は元気に飛んでいる。でも一応効いてはいるみたいで、動きが鈍くなってきたとこで7,8匹殺す。それでもまだまだいるぞ〜!ダメだこりゃ。悪夢だ。せっかく落ち着きかけたところだが、幸いまだ宿代を払ってなかったので、3時間でチェックアウト。結局、前回泊まった宿へ。

 アノム・デゥィは前回泊まった時と同じ部屋へ案内されたが、そこは(従業員が見てる)テレビの音がうるさかったので、奥の部屋にしてもらう。そっちの方が広いしきれいだった。最早オフシーズンってことなのか30,000Rpにしてくれた。やっと落ち着いて外出。唯一買いたい土産と言えば、各国で買ってるビールTシャツ。ビンタン・ビール・シャツは言い値が50,000位。値段をとりあえずチェックしたところで両替へ。ベモ・コーナーにある両替所は異様にレートがよく、わずか10ドルでも8850Rpのレートを適用。宿代や交通費も安く上がったので、金が余ってしまいそうだな。それでもTシャツはねぎって35000Rpで買ったけど(笑)、悲しき習性と申しますか。両替所ででかい声で騒いでいる関西人の一群が。日本人は減るどころか増えているね。昨日も書いたけど、何で皆こんなにバリ又はクタが好きなの?ここの魅力って一体何?インドの比じゃない位理解出来ないぞ。

 宿は日本人が2,3人いて、皆サーフボードか何か抱えてるが、僕は最早、クタのバッチいビーチなぞ行く気は全くない。明るいうちにベランダで髭刈り&爪切り。暇になるとこれをやります。で、まだ少し早いけどもシャワー。コンビニでビール買って来て飲みつ、香港の予習。宿はミラード・マンションかなあ。重慶は、火事が怖い云々よりエレベーターが混んでてウザそうだから。ラッキー・ゲストハウスは日本人宿らしく汚いらしいし。空港から市内への出方が今イチわかってないけど、まあ何とかなるでせう。

 あまり金を残しても仕方ないのでネットへ行く。しかしトロイ上にサイトにアクセス中はマウスがバカになってしまうので、イライラするの何の。“だから後進国はイヤだ”とか、また一人ブツブツ言いつつ1時間。目的は半分しか果たせず。おまけに料金が高い。インドネシアのネットカフェは、名前を登録してスタートするようなソフトが組み込まれている場合が多いが、これどうも1,2000必ず高く出るように仕組まれてる感じ。ジョグジャでも気になったのだけど、ここで7250のはずが8800とか言われてブチ切れた。絶対払わん!と怒ったところ7000で済んだ。金は余ってるのだけどもねえ。再びコンビニで買物だが、細かいものも、ついつい安いものを選んでしまう。更に夕食は自転車の兄ちゃんが売っていた紙包みのナシ2000Rp也。高いギネスの大瓶とか買ったけど、それでも11,000Rp残った。まあ、明日お茶飲む位の金はあってもいいんだけど。ルピー1ドル分とか空港の両替所で替えてくれるかな?

 蚊取線香を5つ焚いて、更にベープマットもつけていたのだけど、それでも蚊は元気に?飛んでいる。おまけにバスルームにはでかいゴキブリ。ああ早く離れたいぞ、後進国(インドネシア好きの方々にはかなり顰蹙を浴びそうですね。でも誰が何と言おうとここはガーッデム後進国じゃ!!)!ナシを食べて、何だか味が微妙に違うギネスを飲みつ日記書くけど、線香をいっぱい焚いているせいか、部屋の中が異様に暑い。でも扇風機をまわしたら煙が散ってしまう。本当にバカヤローなシュチュエーションだねえ。更にバッド・ニュース、ネットの天気予報チェックしたら、香港は1週間ずっと雨!マジすか〜。人んちを後進国、後進国とバカにして驕っていたバチが当るのか?一方でグッドニュースというか、請求額が昨日引き落とされたのでクレジッドカードは20日から使えるそうな。かろうじて香港滞在中かな?VCDプレーヤー買うんじゃい!まあ雨続きでもセシリアが待っててくれるならいいかって、待ってるわけないか別に。とにかく明日は5時起きぞ!

本日の出費:デンパサールの宿代25,000Rp クタ行きベモ4000Rp クタの宿代30,000Rp 蚊取線香1500Rp 昼食5000Rp ビール7000Rp 夕食2000Rp Tシャツ35,000Rp ネット7000Rp 石鹸2000Rp ビール等22,000Rp 計140,500Rp
いよいよ最終目的地 香港 へ

旅日記メニュー