露・土・印 旅日記

 ・10月11日(木) トラブゾン → エルズルム イスラムはむっつりスケベ?

 昨晩なかなか寝つけず。娼婦さんたちより遅寝遅起きであります、もいっかこれは。10時近くにやっと朝食に繰り出すが、次の目的地エルズルムまでは6時間かかるらしい。となると着は夕方で、本当に寝るだけの感じになる。ま、さして観光するとこがあるわけでもなさそーなので、そんなもんでもいいのかも知れないけど。やはり夜行でカルスへ向うかと迷う。しかし、最早時間の潰し様もないし、いい加減ここ離れたいので、少し遅くなったけども、オトガルへ。

 客引きに連れられ、11時半発の切符を買うが、ジャン・ベイバートなる聞いたことないバス会社。大体トルコのバス会社、メジャーでもマイナーでもサービスはそこそこなので、ここも大差ないのだろうと思ったら大違い。ミニバスに近い小さい車両で、サービス乗員おらず。従ってチャイはおろかコロンヤさえない。おまけに昼食停車が無いのだから話にならない。途中停車したとこで、ポテトチップ買って食っただけ。腹は減るし眠いしご機嫌ナナメ。隣の元旅行代理店勤めだったという人が、拙い英語で話しかけてくるが、悪いけど世間話の気分ではないのです。おまけに、この会社の拠点らしいベイバートで、突如バス乗換え。そんなん聞いてないぞー!とまれ、途中、落石でしばし立ち往生したものの、順調には進んで5時間程でエルズルムへ。ところがバスが停まったのは辺鄙なとこで、明らかにオトガルではない。最後までバカヤローと思うも、実は目指す宿から100m位しか離れていないとこだった。タクシー乗ろうとして運ちゃんに、地図のホテルを指差したら、タクシー乗る必要はないよと逆に言われてしまった。これ、ヴェトナムとかなら回り道かなんかしてでも料金稼ぐとこだろうけどね。トルコは公明正大なる国であります。

 「歩き方」によると、このセルハットなるホテルにはセクハラ・オヤジがいるようだけど、逆に男には興味ないだろうからと決める。独房風シングルは6ミリオンだったが、シャワー付の部屋はテレビもありなので、敢えてそっちに。写りも良好。1ミリオンねぎって8ミリオン。夕方ながら早速町歩き。夜までに充分まわれそうな程度らしい。まずはミナーレ(塔)がウリのヤクティエ神学校、校内の博物館は閉まっていたが、外側見るだけで充分でしょう。ここのカフェでお茶。女学生とかが勉強に勤しんだりしていて清清しい。ダーチーなトラブゾンとは大違いであります。もっとも、この辺は少し貧しいのか、ガキんちょの物売りが多い。せこいガムを売りに来たのが、1個で500万とかいう。いくら何でも高いだろと思ったが、小遣いやってもいいかなと買うが、1ミリオンしかなく渡すと3個渡されてチャンチャン。何か宿の値切り分、帳消しになった感じ。こういうセコイことが結構気になるんだよね。

 トルコの冬の名物という焼栗売りが。前々から食べたかったので500万で1袋。その栗を頬張りつつ、チフテミナーレへ。ここはかなり規模が大きく、ミナーレも内部も堂々たるもの。既に日が暮れてしまったが、ライトアップされて、なかなかに神々しい。更にその少し南にユチュ・キュンベットレルなるお墓。しかし既に門は閉じられていた。もっとも、フェンス越えて入ったらしいガキんちょたちがフットボールしてたけど。飛び出してきたボールを、返すべくキックするが、なかなか決められず、笑われた。

 ようやっと夕食。名物のジャー・ケバブを食べるべく店を捜す。迷っていたって程ではないのだけど、少しでもガイドなど広げて立ち止まっていると、何捜してんだ?と声をかけられる。今日は既に2人目。で、無事店に辿りつく。コチというケバブ・サロンは有名人も多数来店の有名店だそうで、客もスーツ・ネクタイ姿の人が多い。座るとすぐに、トマト、タマネギ、焼いたシシトウ、薄焼きのパン、ミートソース風カラシのソース等が出てくる。料理はジャー・ケバブのみで、串に刺されたのが出てくる。塩は振らなくても味がついていて、うまい。こういう食べ方でいいのか知らんが、薄いパンにタマネギやシシトウと共に巻いて食べた。2串がレギュラーみたいで、もう1本いくか?と言われ、もらう。しかし、さすがに3本は多かったな。他に、栗か何かの甘そうなデザートもあったよう。3本食べてアイランとチャイ飲んで4ミリオンちょいと、まずまずのお徳さ。

 腹ポンポンなので、しばしウロウロ。灯りが少なくて道は暗いのだけど、治安がどうこうってとこではなさそう。映画館らしい看板を見つけ、作品は?と覗くと、ありゃありゃ、どうやらエッチ系。以前、アンタルヤでもあったっけなあ。しかし、イスラムのお堅い国のはずなのに、こういうのアリなの?ソフト系なのかな?まだ7時ちょいだし、好奇心も手伝って入ってみる。昨日に続いてこれだと、コイツ欲求不満か?って思われそうで何だけども。とまれ、1.25ミリオン程。入った途端、ハードコアが展開してるではないですか。無修正モロ出し!しかも、この作品はお尻系専門。数分見ただけでゲロゲロであります。そこそこ客が入っていて、みんな結構頻繁にギシギシ動いている(笑)。館内喫煙可だし、携帯も頻繁に鳴る。映画の製作国が特定できないのだけど、主に英語かと思うと、“タマム(オッケー)”なんてトルコ語も聞こえた気が。まさかトルコ製作では?女優はターキッシュに見えないこともないが。あるいはイタリアあたりのか?しかしなあ、かの日本だってこんなモロ出しもんはリーガルには見れないわけで。そういう意味では、トルコって結構エッチな国だよ。雑誌もよくエッチ系見かけるし、トラブゾンみたいなとこもあるし、新聞もまあ夕刊フジ、日刊ゲンダイ並の写真は載ってるし。どうもよくわかんないすね。物事は単純ではないってことでせうか。とまれ、30分ちょいで出て、宿へ戻る。

 部屋はシャワー付だけど、トイレは別。でもって、下の階の共同シャワーにはバスタブがあった。これは久々に湯船に浸かれるかもと、栓代わりのゴルフボールを持参し、湯の栓をひねる。熱さもまずまずで、たまるのに時間がかかりそうなので、その間に洗濯。ところが突如電気が消える。3階は他に宿泊客がいないので、電気を切られてしまったみたい。敢無く湯船に浸かる夢は閉ざされる。仕方なく部屋のシャワーで洗濯の続きのみ。さすがにこの地は、カッパドキア以来の寒さなので、シャワーだけでは辛い。明日朝ということに。加えて、チフテ・ミナーレ等はもう一度見たいので、明日は何とか早起きしたいもの。カルスは午後いち到着を目標に。トラブゾンの娼婦さんを見習って早起き早起き(もういいって)。
本日の出費:宿代x2 1200万L 朝食125万L ドルムシュ35万L エルズルム行きバス800万L
チャイ25+35+10万L ポテトチップ35万L 宿(エルズルム)800万L トイレ20+20万L 夕食405万L
ガキんちょのガム100万L 焼栗50万L ポルノ映画125万L 計4685万L


 → いよいよ国境近く カルス へ

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