まずまずよく眠れたかな?8時に起きて昨日買ったパンを食べるが、シロップ漬けの甘〜いやつで、一個食べたらもういいって感じで、宿に置いてきてしまった。曇ってはいるが降ってはいない。タクシーを拾ってバス・ガラージュへ。運ちゃんは元船乗りで、来日経験もありとか。9時半発のバスはインド並のボロだった。荷物置き場、何か濡れていて、汚れは必至。シリアのバスは結構当りハズレがある。特に音楽を聴くでも寝るでもなく大人しく乗っている。段々と山道にさしかかり、雨もぱらつき少し寒くなってきた。走り出して1時間程度のところで停車し、どうやら休憩。用はないけど皆降りるのでついでに降りてみたらビックリ。何か雨が粒っぽいなと思ってたら、何と雪が降っていたのだった!よく見れば少し積もっている(上画像)。ウヒャー、日本は桜が満開だっちゅうのに、シリアは雪すかぁ?世の中何か間違ってないか?
しかしどうやら、そこが一番高度の高い部分だったらしい。山を降りて町に入っていくにつれ、気温も上がり、あれあれ晴れてきましたよ。思ったより早く3時間ちょいでハマ市内に突入。至って好天であります。シリアって、数時間のうちに四季が味わえそうな稀有な国であります。バスはほぼ市内の真中に到着。目印となる水車や時計台もすぐ側。目的のリヤド・ホテルも容易に発見。ここは快適さにおいて、“シリア最強の安宿”と評判のところだ。ドミに空きがあり荷物をおろす。早速に情報ノート・チェック。クラック・デ・シュヴァリエは、ホムスに滞在しなくても、ここから充分行けるようだ。なぜか「歩き方」には記述皆無のアパメアへの行き方も。ここのノートでも、アレッポのスプリングフラワーは悪評紛々。隣のカイロ・ホテルも同様である。
1時位に昼食に出る。並びにあったアリババ(シリアにはどこにでもこの名の食堂がある)という食堂へ。ホンモス定食が35sp。パン、サラダ、ファラーフェル、生野菜等がついて満足の分量。とりあえずは観光局を目指す。一路北へ行くと、地味な建物が。地図をもらい、両替場所を聞く。向かいにあるみたいなことを言われたが、捜しても見つからない。そうこうするうち2時を過ぎてしまった。シリアの銀行は2時でクローズなのだ。因みに、この国にはATMというものはありません。残金が1日分しかないので辛いところ。明日明後日は早起きして観光予定だし。まあ、いざとなったら宿で両替するよりあるまいってことで、先に市内観光を敢行。
まずは一番北の城砦跡へ。城砦といっても、城の石は建築用に持ち去られたそうで、高台から市内を見晴らすのみ。若者達や家族が集っていて、いい雰囲気。水車やモスクが見渡せる。別に料金は要求されなかった。降りていくと、古いモスクと、この町の名物の水車がある。水車ってのはなかなかに大きな音を立てて廻るもので、近くへ行くとなかなかの迫力。ハマは水車の町で、他にも3つ位ある。川沿いにもう二つの水車を目指して歩いていくと、中世風の石畳の道へ。今のところ天気もいいので、いい気分。少し歩いただけで、ここはいい町だなあという気がする。路地にはハマムもあり。早速、今晩行くとしよう。
一旦、宿へ戻り、1ドル=49spのレートで、TC60ドル分を両替。フロントのお兄さんトニー・クーコッチ(NBA現アトランタ・ホークス)風。再び情報ノートを見ていると話しかけてくるアラブのおじさんあり。何とイラクの人だそうな。一緒に写真撮ってもらおうかな?なんて。今度は東へ進み、水車が4つまとめてあるところに向かう。すると、またしても雨がぱらつきだす。まあ、とにかくシリアは雨であります。4つの風車のあるあたりは、レストランが並んでいて、風車がよく見えない。まだレストランに客が少ないようなので、中庭のようなところに侵入して、しっかり写真は撮ってきたけど。ま、市内観光はこんなとこかな。ミクロバス・ガラージュをチェックに行こうと思ったが、降りが激しくなってきたので止め。まだ5時ちょいで、ちと早いけど本日の観光はこれにて終了。
部屋へ戻ると、同室者は、アレッポの宿で一緒だったイングランド人だった。あとの二人はオージーとアメリカン。再び情報ノートをチェックの後、8時頃夕食へ。割と小奇麗で、昼間賑わっていた路地の食堂へ。少し変わったものを食べたかったが、そこはまたしてもチキンの専門店でありました。まあ仕方ないので、ハーフを注文。ホンモス、サラダ、生野菜、レバン(トルコでいえばアイランにあたる塩味ヨーグルト・ドリンク)で、締めて100sp。再びチキンの解体作業にトライ。雨そぼ降って寒い中、暖まりにハマムへ。
貴重品を預けて、更衣室はなく、皆が見てるとこで着替え。しかし浴室内、ちっとも熱くない。あれ失敗だったかなと思うが、僕が来たところでスチームを出し始めたらしい。まずは石鹸で、自分で体を洗えという。頭も石鹸でゴシゴシやって、しばらく待つ。なかなかケセ(アカスリ)おじさんが来ないので、スチームバスへ。段々と暖かくなってきた。僕が入ってしばらくして、アラブのおじさんたちがドーッと入ってきた。歌なんぞ歌い出して、実に賑やかである。10分位スチームバス内にいると、英語で話しかけてくるおじさんあり。彼はビジネスで来ているイタリアンだった。ようやくアカスリに。
トルコのように洗い台のようなものはなく、そのまま床に寝転がされて洗われる。抵抗があったが、案の定というか、仰向けに寝転がった顔の真ん前にゴッキーいた。アカスリの後は石鹸洗いだが、トルコとの違いは、限りなく大事な部分に近いとこまで、おっさんが洗ってくれること。あれ、ほとんど見えていたと思うが、おっさんのブラブラしてるのも見えたからいいか(って、よくない)。ただ、茶化したりホモっぽかったりするトルコと違い、こちらは真剣そのもの。別にいやらしさは感じなかった。マッサージあたるものはなし。またしばしスチームバスの入った後、上がる。チャイを飲んでくつろぐ。お代は150spと宿代と同じだったけど、これはこれで結構暖まったからよしとするか。
宿に戻ると、白人たちがシリア・ビールで乾杯。僕はワインを。シリアのビールは11.5%と度数高め。明日は試してみようか。イングランド人は、既にここに5日滞在とのこと。クラック・デ・シュヴァリエにも行ってきたとか。情報ノートには7時にホムスに行かなきゃみたいなこと書いてあったけど、イングランド人らは9時頃行って余裕だったらしい。どうも、白人の方が、この辺の要領がいいよね。飲んでいたら眠くなってきたので日記は明日に。白人さんたちの語らいはまだ続いているようだけど、一人、心地よい眠りに就く。
ハマの水車の音を聞いてみる
本日の出費:チャイx3 30sp ハマ行きバス60sp タクシー25sp ビスケット10sp 昼食30sp 夕食30sp ハマム150sp 計410sp

・3月28日(木) ハマ 2日目 お城見物にシリアン・ビア
がんばって7時半起き。天気は良好。今日は、まずは大物のクラック・デ・シュヴァリエの方へ行こうと思う。8時半には出て、途中で人参ジュースを一杯飲んだ後、徒歩でミクロバス・ターミナルへ。ホムス行きは頻発で17sp。隣に座っていた大学生が英語で話しかけてくる。シャークスピアを学んでいるそうだ。彼と話しつつ、1時間弱でホムスへ。シュヴァリエ行きはすぐに見つかるが、バスは人が集まるまで出発しない。聞いてはいたので余裕かましてファラーフェル・サンドの朝食にシャイ。人数が5人程度なので、一人50spみたいなことを運転手が言うが、白人二人が加わり、目出度く25spで出発。→ いい雰囲気であります。 ハマ 続き
1時間で到着。クラック・デ・シュヴァリエは、十字軍が築いた城。当然ヨーロッパ風の城だが、その後イスラム教徒が占領し、両方の文化が混ざった作りになっている。学生証が効き15spで入場。ここは、前のサラディーン城等に比して、保存状態が抜群にいい。規模も大きく、シリア屈指の見所の一つ。時折少し雨もぱらつくが、概ね天気よく、これぞ観光って感じ。ただ「歩き方」に乗ってる見取り図が、これホントにここのか?って位整合性がなくて、広間だのハマム跡だの一体どこにあるのかよくわからない。
1時間位見まわったところで、腹が減ってしまい、高いけど仕方なく城内のレストランへ。35spのしょぼいホンモスを黙々と食べていると、行きのバスで一緒だった白人コンビ来る。イングランド人とスエーデン人で、旅先でつるんだらしい。彼らは既にガイドを雇って見まわったそうで、内部には詳しくなっている。で、彼らの案内でハマム跡等に行く。やはり、帰りのバスは2時で終わるようなので、彼らと共に1時半位に城を出る。
城の外にいたセルビスは案の定高い値を行ってくるが、25spを譲らず。こういう時は白人が一緒にいると頼もしい。結局、計9人程度集まって2時過ぎに無事出発。まだ天気がいいので、しばしホムスへ寄って行くことに。バス停から南へ向かい、町のランドマークである、ハーリド・イブン・アル・ワリッド・モスクへ。ここはこれぞモスクって感じの立派な建物(左画像)。内部では教徒たちが熱心にお祈り中。モスク裏のマクハで一休み。愛想のいい兄ちゃんが熱心に話しかけてきた(アラビア語で、だけど)。ホムスはダマスカス、アレッポに次ぐシリア第3の都市で、町中にはショッピングセンターもある(閉まってるも同然だったが)。スーク等をうろついたが、成程、泊まる程の町ではない。でも、道行く人が皆“ウエルカム・トゥ・シリア”とか声をかけてくれるので嬉しい。1時間程歩いたら、きましたきました、また雨が。シリアは、午前中はOKだけど、午後から夜にかけて雨が降る、という傾向がある。観光するなら早起きが勝負なのだ。急ぎ、バス停へ戻る。着いた頃には夕立状態。結局、濡れるんだよね。ハマへ戻ったのは6時頃。
まだ雨が降り続いているので、バス停前でテキトーにセルヴィスに乗る。しかしルートをはずれてきたので降りて歩くと、昨日の城砦後に出た。まあ道はわかるからよいか。ちと早いが腹が減ったので夕食にしたい。しかし、10日経過して、さすがにシリアの食のヴァラエティの無さには飽きてきた。チキンとファラーフェル以外のものが食べたいが、シリア人は、日々これらのみを食べて生きているらしく、他は見当たらない。結局、昨日昼食べたアリババへ。カバブを100g頼むが、パン1枚とトウガラシだけで、さすがにこれでは足らない。で、ビールを買い、ファラーフェルとポテトを少し買って宿へ。珍しくセクシー系お姉さんが表紙の雑誌も一冊買うが、50spもした。イングランド人たちはチェックアウトしたようで、昨日のアメリカンとドイツ人が加わっていた。シャワーを浴びて、久々に靴下・下着を洗濯。ヒーターがあるのですぐ乾く。天気がいいところでジーンズや靴も洗いたいが、それはエジプトか?アメリカンによれば、何とハマは1日雨だったそうで、実はラッキーだったみたい。明日はアパメアを目指すが、この幸運が続くことを祈る。シリアのアルシャルクというビールを飲みつ日記。今日も早めに床に就くとする。本日の出費:人参ジュース15sp ホムス行きバスx2 34sp シュヴァリエ行きバスx2 50sp シャイx3 30sp
トイレx3 30sp シュヴァリエ入場料15sp 昼食35sp コーラ20sp 夕食50sp セルヴィス4sp
ビール40sp 雑誌50sp ファラーフェル10sp 計316sp