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露・土・印 旅日記

 ・8月23日(木) イスタンブール(トルコ) 着いた先は天国!?
 着いたわ、アタチュルク空港。寝る暇もなし。ホント、ここもう、あのロシアじゃないわけ?文字通り、翔んでいすたーんぶーるぅであります。荷物受け取って出ると、いきなりシティバンクのATM。オオーッ!両替所に行き、申し訳無さげにポンドのチェックを差し出すと、にこやかにOK。オオーッ!初めてポンド・チェック両替できた。トルコは文明国じゃあ、どっかの国(笑)と大違い。大体、空港の係員も親切、ウエルカムな雰囲気が漂っている。憎ったらしく“ニ・ズナーユ”なんて言わねーよ。しかし、たまげたのはトルコ・リラ。本日のレート、1ドル=1,250,000リラ。へ?100万でっか?100ポンドを替えたら2億リラ(爆笑)。ひでえインフレ。100万リラ札だってさ。腹巻パンパン。旅して金が増える?ってのも珍しい。ラオスもかなわんぞ、これには。しかし、ドル・キャッシュを確保すべくドルTCを両替すると、何と手数料10%!でも、こういう時に替えとかないと後で困ったりするので、泣く泣く替える。宿1泊分の損失。ルーブルの残りといい、無駄ばっかしてる。

 乗合バスが停まっていたので、これは中心街に行くか?と聞くと、途中で降りて地下鉄で行けという。乗ると、後にいた日本人に親しげに話しかける男が。あーゆーのヤバイんじゃんと思ってると、今度は僕んとこにくる。白人っぽいが、トルコの大学生。アクサライというとこで降りた後、中心街まで案内するという。こいつの真の狙いは?と疑心暗鬼しつつも、わかんないからついて行く。17.5kgの荷物を背負って5分位歩いて、満員の市電に乗ること10分位。アヤソフィアだのブルー・モスクだのが見えるエリアへ。本当はそのもう少し先の安宿街に行こうと思ったのだけど、市電の駅の側に、アーセナル・ホステルなる宿がある。そこはどう?と薦められ、とりあえず見に行く。ドミで6ドル。まあ最初はここでもいいかと決めると、どこまでついてくんのかと思われたトルコ大学生が、“シー・ユー”と去って行く。宿のオヤジに“あれおたくの客引き?”と聞くと、まさにその通り。やるわな。でも、宿の客引きはマシな方で、旅行代理点や絨毯屋の客引きが、空港から日本人を狙って待ち構えているらしい。そこまでやりまっか。

 たまたま宿から出てきた日本人もここは悪くないと言う。ま、ここに2、3泊して様子を見るとするか。大体、ここに来るまでに、どうやらこの街は安心そうだし、居心地が良さそうなことがすぐにわかった。あの、ロシアの街を歩く際のような、目に見えぬ重圧感など皆無。ロシアで道に迷ったら、何か死にそうな騒ぎだけど、ここなら何とかなりそーって感じするのだ。大学生も行っていた通り、ここは天国なのかも知れない。ロシアみたいなとこから来ると、一層にそう感じられる。

 とりあえずシャワーを浴び、金を数えてアホみたいにゼロの多いトルコ・リラ紙幣の感覚をつかもうとする。まずは、安宿密集街を見てみるべく出ると、早くもあちこちから日本語で声がかかる。この辺は、バンコク・カオサンのノリ。あの辺みたいにねちっこくはないけど。トプカプ宮殿正門近くから海際におりていくと、静かな雰囲気の安宿街。白人向けっぽい店と、実際白人も結構いて、雰囲気、あのカオサンの寺の裏あたりの感じ。やっぱりエリア的にはこっちの方がいいかも。あのアーセルナは2泊位で切り上げて、こっちへ移るとするか。日本語使いウザイもんね。こういうとこには、旅人が使った本を売っ払う本屋とかがる。ありましたよ、しっかり「歩き方」も。トルコ篇最新版が12ドル位。かなり高いけど背にハラは替えられまいと買う。白人系カフェでビールを飲みつ「歩き方」読む。前では白人が生意気に水パイプを吸っていたりする。ロシアでもよく見られたエフェスというビールは、やはりトルコ産だったのだ。少し腹が減ったので、辛いケバブを頼む。ウ〜ン、りらあっくす。ロシアでは味わえなかった呑気な時間だ。ここの警官は真っ当そうだし、やっぱここって天国かもよぉ

 宿に戻ると、先程会った日本人が。同じ部屋の学生は彼の同級生で、別々に旅をしていて久々に会うらしい。何でも一人はツアーに参加してしまい、袂を別ったとか(笑)。一ヶ月のトルコ縦断の後、明後日日本へ帰るという。彼らの経験談を聞かせてもらうべく、夕食に混ぜてもらうことにする。隣のいい目のホテル宿泊の、やはり学生も交えて、4人で近くの食堂へ。それぞれに“学生ですか?”と聞かれた(苦笑)。「歩き方」、「LP」それぞれに載っていたジャンという店。ウインドウでメニューを選べる気楽な店。ビールに皿をいっぱい頼んで、4人でつつく。基本はトマト風味でアッサリ味。8皿位頼んで、食えるんか?と思うが、見事に平らげた。ちょっと高くついて一人800万位。つまり800円なんだけど。学生の一人、酒好きのテラジマくんがお勧めの地酒ラクを飲む。結構強い酒ながら甘味があり、1本買って帰り部屋で飲む。学生たちの話では、とにかくトルコはよいとこ。その彼らもイスタンブールには馴染めなかったという。そんなイスタンブールで、こっちは既に充分リラックスしてる。、もうこれからが俄然楽しみであります。こうでなくっちゃ。見事、仕切りなおし成功か。これで経済的問題さえクリアされれば、楽しい旅を続けていけそうだぞ。いい具合に酩酊し、めんどくさくて日記は書かずに寝る。
本日の出費:両替100ポンド→2億2十万5千リラ(以下L) 100ドルTC→90ドル(泣)
バス350万L 市電50万L 地球の歩き方・トルコ1500万L 昼食600万L 水100万R 夕食900万L ラク+水405万L
計548ドル+3905万L(注:リラは、万を取ってもらえば=円って感じ 例100万L=100円)


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