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露・土・印 旅日記
・9月18日(火) イスタンブール 懐かしやの都は・・・
かなりグッスリ寝たのではないか。よく寝てるのに、コンタクトのせいか出来たものもらいは、改善の方向。9時過ぎに朝食に出る。結局、並びのロカンタでチョルバ。宿のベールおばさんは、テルミナル行きバスはPTT前と言っていたけど、やはり前回着いたとこで乗ればよかったみたい。ただし、チェキルゲとかをグルっとまわっていくので、1時間近くかかってやっと到着。まだ使ってなかった、もう一つの大手会社カミール・コーチのバスにしてみる。ここは茶、お菓子サービスありだが、あのコロンヤお手拭サービスなし。無くてもいいけど。テルミナルで買った栗のお菓子を食べたら、結構腹いっぱいになったので、昼飯取らず。
2時間位で、やはりバス毎よっこらしょと船に乗る。マルマラ海を渡ること20分位。イスタンブールはもうすぐ。都合3時間半程でオトガルに着く。大手だけあって送迎サービスがあり、アクサライまで連れて行ってくれる。もっともユスフパシャより更に2つ前のトランバイ駅前でおろされたが。まあ、勝手知ったるとこ故問題無し。前回泊まったアーセナルは便利さから言えばバツグンながら、今回は気分を変えて安宿街へ。シルケジ駅近くのテレビつきシングル宿にも惹かれたが、シングル部屋が続いて、ちと人恋しくもあり、ドミ宿へ。静かな雰囲気のマヴィ・ゲストハウスへ。
もっとも、ここもLP等に載ってるパッカーご用達宿故、宿のスタッフもクシャダスのサミーズとまではいかないが、海千山千の輩。ま、取り柄は朝飯つきというとこでしょ。今日、ヴァルセロナとのフットボールの一戦に行くけど行かないか(チケット代30ミリオンとか)と言われるが、そっちの方にはさして興味の無い人間。コンサートとかなら喜んで行くけどね。宿のスタッフにパスポートを渡すと、生年と僕の顔を見比べて、“これはホンマにお前のパスポートかあ?”という。30云歳には、どーみても見えんというのだ。喜んでいいのやら?とまれ、ドミは6ベッドで、同室は、ここは2度目のコリアンにオージー、おっかなそうなイタリアン。日本人は最早いないか、まいいや。シャワーを浴びた後、日記にとりかかる。電気が部屋に1箇所だけで、上のベッドの横なので不便。室内の灯りも暗い。フロントでビールを買って飲みつつ。大瓶1本飲み干す。
7時半頃夕食に出る。ギュルハネ駅近くの雰囲気がいいビラハネ・ガルへ行くが、すごく混んでいたので並びの店へ。こちらは少々高い。ビールは飲んだので、いきなしラキ。メロン食べながら飲んでみたかった。生憎チーズはメニューになく、昨晩も食べた春巻状のチーズフライが出てきた。かなり濃い目のラキなので、グイグイは飲めない。のんびり飲んでいたら、例のフットボールの試合が始まった。瞬く間にヴァルセロナが2点入れたから、負けたんじゃない?お気の毒様。何やかんやラキ3杯。腹が減ったので、ウルファ・ケバブなるものも頼み、口直しにスイカを頼んだら、またメロンが出てきた。で、締めて1370万L也。これは、トルコの旅始まって以来の高くついた夕食。ヨレヨレで宿へ帰りバタンキュー。
本日の出費:宿代x2 1500万L 朝食75万L イスタンブール行きバス代750万L お菓子100万L 飲み物110万L トランバイ50万L 夕食1370万L 計万L

・9月19日(水) イスタンブール 2日目 ターキッシュ・ガールズに夢中
昨日飲み過ぎたせいで寝坊。それに同室のイタリアンの鼾がうるさかった。ドミ宿、大概、鼾野郎が一人はいるね。そのイタリアン、階段か何かで滑って転び、足に何やら白い薬を塗ったくって情けない顔をしている。コリアン氏は、禿げていて風采は上がらないが、旅馴れた人らしくマイペース。とまれ朝食つきが、この宿の取り柄。女性は日本人が数人いるみたい。バスタオル1枚だけで廊下にいたなあ。外人たちに混ざるとうつるのかね?日本でもやって下さいな、同じこと。
そそくさと朝食を済まし出かけるが、地図を忘れたり何やらかんやらで時間は大ロス。予定の3箇所をまわりきるのは、既に絶望的な状況。とりあえずヴィザの申請キャンセルのため、イラン大使館へ行くが、ここは窓口の人間が出てくるまで、やたら時間がかかる。考えてみればキャンセルなんか急ぐ必要は無いので、先に新市街へ。この辺、ちゃんと計画して効率良くいきゃいいのに、実に要領が悪い。おまけにトランバイの乗る方向を間違えた。でも、新市街にてっとり早く行くにはアクサライからバスに乗った方がいいので、結果的にはよかったのだけど。イスタンブールのバスは、赤バスと青バスがあって、赤は切符先買い式、青は車中買い式。新市街タクシム広場行きのバスがどっちかはよくわからんけど、とりあえず切符を買っておく。ところが来たのは青バス、はずしてるなあ。
やっとこタクシム広場に着いて、閉館時間の迫るシリア大使館にとも思うが、ヴィザ代を払った後で、やはりキャンセルなんてことになる可能性もあるので、結局、日本領事館へ先に行く。まあ無難なことしか言ってはくれないものの、対応は悪くなかった。インド大使館の場所も教えてくれたし。中東が全部ダメだったら、一挙にインドに飛んでやっかという寸法。因みに1週間前に起きたという爆弾テロは、警察を狙ったものらしい。考えてみればNYの事件より前の事だもんね。でも死亡者が3名出たそうな。結局、シリア、ヨルダンのヴィザ申請は、しばし延期。トルコを1周したら、またここに戻って来るようかねえ。そうそう、トランバイに乗る際に、案の定、前に泊まったアーセナル・ゲストハウスのオヤジさんに会ってしまった。ついつい“明日移ってくるから・・”と言ってしまう。どうも、マヴィ、今いち好きになれんしね。何はなくとも、おっさんの人の良さと場所の利便性が魅力だからね。
さて、新市街に来たついでに、このエリアで行き残していた観光ポイントへ。それはドルマバフチェ宮殿。オスマン朝時代からアタチュルク大統領の頃まで使われていた、並外れたスケールの宮殿。しかし入場料が高い。セラムルクとハレムの2箇所でそれぞれ600万L、カメラを持ち込むと更に500万。結局、カメラなし(だから画像なし)でセラムルクのみ見ることにする。汚しちゃいけないってわけで、ビニール袋を履かされ、英語組、トルコ語組に分かれて団体さんでまわる。まあすごいっちゃすごいんだけど、こういうとこを見ての感想は例によって“ハ〜”。ガイドの女性が素敵だなあなんて位の印象。“バ〜イ”と別れたけど別れたくなかったなあって何だか。宮殿の近くにスタジアムが。昨日の試合はここだったのかな。
昼食はイスティクラル通りのロカンタで軽く。映画の時間等チェックした後、もう一つの重要な用事、TCのリファンドのためシティバンクを目指す。地図を広げて見ていると、例によって声をかけてくれる人が。人のいいおじいさんで、大体の場所は掴めた。ホント、ここはいい国ですね。で、大体のカンでバスを拾い、住所にある通りを往復するも、らしき場所は見当たらない。実はその通り、地図をはみ出して更に続いていたのでありました。彼方に見えるでかいビル、マヤセンターなるとこにシティのトルコにおけるメイン店があった。タクシムから出ている地下鉄で来れないこともないとこ。典型的なオフィス街って感じ。ったく、こんな遠くまで来させやがって、と立腹千万でありましたが・・・
電話では閉店5時と言ってたが、実際は4時半で、結構ギリギリ。窓口にリファンド希望の旨告げるが、ロンドンのオフィスから確認のファクスが来てないので、連絡を取るから待てという。こんなことだと思ったぜいと、尚も立腹しつつ待ちながら店内を見渡す。すると、よく見れば警備といい受付といいお姉さん方が皆きれいではないですか(今日はこればっか)。更に、リファンドの窓口になってくれたお姉さんは、ルックスに加え感じもいい。時間はかかったものの、TCは1ヶ月を経てついに戻ってきた。既に閉店時間だが、“これ、ドルのキャッシュに替えたいんだけど”と言うと、お姉さん快くOK。しかも手数料無し。時間を過ぎても一所懸命対応してくれる。で、めでたく500ドルのキャッシュを入手。これ、残りも全部ここで替えちゃったらいいじゃん。お姉さん方の顔を見に明日もまた来ようかなとか、さっきまでの立腹はどこへやら。結構ルンルンと銀行を後にしたのでありました。我ながら単純っつーか何つーか。
タクシム広場へ戻ったのが5時過ぎ。5時からの映画を観ようと思ってたけど、仕方なくCD屋等覗きつつ、イスティクラル通りを歩く。ちと早いけど、久々に魚市場で夕食。ワンパターンだけど、ビールにミディエ・ドルマスにムール貝のフライのムール貝づくし。昨日のラキのせいで、ちと胃の調子はよくないけど。7時半からの「ドリヴン」を観るべく映画館に戻るが、何だかソールド・アウトみたいなことを言われる。で、斜向いの時間が少し早い劇場へ(なぜかすぐ近くで同じ映画ばかり上映している)。オープニング・タイトル少しこけた。客は10人弱。音響が良くなくて英語が聞き取りつらい。CG使いまくりのカーレース映画だが、不思議な位スタローンは引き立て役に徹していた。終わって9時過ぎ。バス+
トランバイで戻る。途中チャイを一杯。釣りが少ないので文句を言うと、“夜は音楽演奏もあるし、値段が上がる”などとヌカす。結局、戻ってきたけどね。
宿へ帰ると、鼾のイタリアンはチェックアウト。コリアン氏は1年以上旅してるというから驚き!新たに加わったのはベルギーのガールズ5人組。ここは男女別かと思ってた。皆、寝るのが早く、電気を消されてしまい、懐中電灯照らして日記書く。ドミの欠点はこれだよなあ。また更新は明日に持ち越しかなあ。そういえばツワモノのコリアン氏曰く、“イスタンブール最大の見所はドルマバフチェ宮殿。それもハレム”とのことで、つまり、その最大の見所を見ないで来てしまったわけか。やっぱりハレムも見にも1回行こうかな。ガイドのお姉さんにまた会えるかもしんないし、てなことを、女性5人に囲まれたハレム状態の?ドミで思うのでありました。
本日の出費:トランバイx2 100万L バス50+40+60+40+万L 昼食360万L 地下鉄50万L オレンジジュース200万L
ドルマバフチェ宮殿入場料600万L 映画300万L 夕食600万L トイレ25万L 茶40万L 計2465万L

・9月20日(木) イスタンブール 3日目 古巣に戻って
コリアン氏は朝早く出ていった。ベルジャン・ガールズはいつまでも寝こけている。僕は8時半起きで朝食。チェックアウトを済まし、宿移動。毎度お馴染みアーセナル・ホステルに帰ってまいりやした。隣のホテル・ペトロルのオウナーもにこやかに迎えてくれる。部屋は最上階。日本人学生一人と白人女性一人。日本人と少し言葉を交わした後、イラン大使館へ。キャンセルの旨を伝えると、“何で?”って感じ。テロ云々と言うのも何なので、あくまでもラマダンだからということで通すが、それも“ノー・プロブレム”とか言う。問題あるだろーが。無断でキャンセルすると、後々再申請する際に影響が出やしないかと、わざわざ出向いたのだけど、別に何も手続きはしてなかったなあ。写真も返してくれなかったし。大丈夫なのかね?もっとも、再申請出来る日が来るのかどうかが問題だけど。
さて、さすがに9日もいたら、もう観光するとこも、さしてない。そこで今日はアクサライまで、ひたすら歩き、恨みをこめて?のロシア人街散策を敢行する。とにかくひたすらロシア語看板を求めて歩く。昼も当然ロシア料理レストランで。願わくば怪しいロシアン・パブの一軒も見つけるべく。男の方はあまり区別がつかないが、女はすぐわかる。あのルースカヤならではの露出過剰ファッション着用のため。ホント、韓国でも思ったけど、アレ、他の国で見かけたら、どう見ても娼婦ファッションだよ。しかし、看板は荷物輸送屋のが大半。ロシア人、基本的にここには仕込みに来てる感じなので、輸送業がさかんなのだ。ロシアン・レストランも高そうなのが数軒見つかっただけで、いつぞやモスクワ在住のコンノさんが仰っていたウイグルのうどん屋なんてのは見つからない。ついでながらディスコはいくつかあったけど、ナイトパブみたいのはなかったなあ。てな具合にさしたる収穫無し。
そこで地下鉄に乗り、トプカピへ。いつぞやガラタ・メブラーナ博物館を訪れた際、館のおじさん曰く、カーリエというとこで毎週木曜に踊りが見られる、とのこと。5,6kmに渡ろうかという城壁に沿って歩くこと2km位、結構、この辺の家々は貧しそうで雰囲気はよろしくない。ようやっとカーリエ・ミュージアムに着いて、入口で聞くが、踊りなんぞはない、と言う。そもそも、ここのミュージアムはモザイク画の美術館。よく見れば「歩き方」にも載っていて、観光バスで団体さんがつめかけている。5ミリオンと、ちと高かったけど、せっかくなので見る。きれいはきれいだけど、物量的には少なめ。せっかくだから画像は入れておきませう(右)。結局、ダンスの件はわからず。見てみたいよー、メブラーナの旋舞。
テキトーなバスに乗って元へ戻ろうとする。トルコ、特にイスタンブールの場合、テキトーなバスに乗っても何やかや帰れるのだ(ホント)。しかし、バスは少々思惑をはずれ、新市街方面へ向い出した。慌てて降りるが、降りたあたり、昨日も見かけたが音楽ショップ・エリアであった。楽器屋やCD屋ばかりがズラっと並んでいる。サズは15ミリオンで売ってたなあ。1500円以下っすかぁ、何と安いこと。それに加え、前回どうしても発見できなかったヴァレンス水道橋があったり。これも画像入れときましょ(左)。で、ついでだからベヤズットへ出てバザール散策でござーる。探し物は、チャイの茶器がセットになったお茶っ葉、ジャミィ型目覚まし時計(お祈りで起してくれるらしい)、タワシ(靴を洗いたい)等々。しかし、エジプシャンにしろ、グランにしろ、どうしてこうも同じようなもんしか置いてないのかね?何かユニークな品みたいのが全然見当たらない。日本語使いと坂道がうざったいばかり。フツーの目覚ましなら1ミリオンで帰るが、どうせなら変わったのが欲しいし。1時間位歩くも収穫無し。宿へ戻るとする。
変な道を歩いて、しばし迷った後、宿へ。シャワーを浴びんとするが、この部屋色々問題あり。シャワーの湯の栓がおかしいし便所は流れないし、おまけに便所の戸の鍵がかからない。電気も1箇所は不通で、部屋の灯りも、僕のベッドの上はつかず。イヤ〜、情にほだされるとダメですねえ。部屋代まけさせたろーか。でもまあ、ここは洗濯なんぞ、し放題。誰もいないのをいいことに靴も洗っちまったぞ。乾くまでここにいるようだったりして。帰ってきた同室の白人お姉さんは妙に愛想が悪い。他にフランス人連中が加わったらしいが。
夕食はギュルハネ駅近くの中華屋へ。日本語メニューもあり、店員もブッキラボーな日本語使い。しかし、そう安くはなく、やきそばと春巻とビールのみ。5ミリオン程度で済んだと言うか、済むような注文しかしてないわけだけど。前回、FTPはダメだった、日本語打ち可ののネット・カフェへ。しかしここ、いかんせん高い。更新は日中したので、メールとカキコ。テロの影響で本日の予定のブライアン・ウイルソン公演、延期になったらしい。悪いけどウレシイぞ。オレが帰るまで来日するんじゃないよ!そんなこんなで90分。部屋へ戻ると、白人お姉さん、少し機嫌がよくなっていた。明日はまたビューティフル・ターキッシュ・ガールズに会いに行こう。
本日の出費:宿代x2 2000万L 昼食325万L 地下鉄50万L カーリエ美術館500万L バス60万L 茶50万L
アイスティ75万L トイレ25万L 夕食510万L ネット400万L 計3995万L
→ またもダラダラと イスタンブール 続き
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