露・土・印 旅日記
・9月3日(月) ベルガマ → クシャダス 遺跡見物は楽しいが
8時起きで朝食。チェックアウトすると、宿代は1泊9ミリオンだった。荷物を背負ってオトガルへ。5分位の距離だが、久々背負うと、やはりズッシリくる。イズミル行き9時45分発のバスへ乗り込むと、隣は、唯一ツーリストっぽい白人。話しかけるとチェコ人。東部も含め、トルコはほぼ一周してきたそう。“クルディスタン・エリアは危なくない?”と聞くと、問題無いとのこと。もっとも、彼みたいな屈強そうな白人ならどこでも大丈夫そうだけど。7ヶ月働いて5ヶ月旅する日々を送っているらしいので、船乗りか何かか?チェコって海無かったっけ?僕が、元映画関連の仕事をしていたと言うと、日本映画を何本か観たことがあるという。挙げた題名は、「砂の器」、「サンダカン八番娼館」、「デルス・ウザーラ」。特に「砂の器」はよかったという。チェコも日本同様、ハリウッド映画に押され、自国の映画は厳しいが、「コーリャ
!」等の秀作もあるという。そういえば、ミロシュ・フォアマンってチェコ出身の監督だった。そんな話で盛りあがっていると、イズミルへ到着。“ゲンキデ!”と言われ、別れる。ちょっとしたいい出会いだった。
イズミルのオトガルでは、ちゃんとバスの電光掲示板まである。さすが文明国。12時に出るバスが2社位からあり。これまでのバスは、トゥルワ(トロイ)という会社のだったが、今回初めて大手のメトロを使った。クシャダス行きは、マイナーな会社。トイレへ行き、ケバブサンドをアイランでかっこみ、急ぎバスに乗る。今度の隣は上品な感じの爺さん。食べていたビスケットを分けてくれる。こちらは1時間ちょいで到着。オトガルから町中はちと離れているが、すぐにミニバスが見つかる。750万L位払った。おろされたはいいが、どの辺だかよくわからない。こういう時、僕が歩き出すのは、大概目的地とは逆の方向だ。従って、人一倍苦労する。荷物の重さが身にしみる。おまけにギラギラの暑さ。バザールが見つかり、よりによって、そのバザールを通りぬけていったとこに、目的の宿があった。手前はかなりの坂。前の宿ボブリンゲンで教えてもらったサミーズ・パレスというとこ。先ほどのチェコ人に見せてもらったLPでは、賛否両論って感じだったが。
その意味するところは何となくわかった。あまりにも白人的な宿というか。ツアーだ何だはやたら豊富。ハマムは半額になるわ、バーではベリー・ダンスはあるわ、ネットカフェはあるわ。ウエルカム・ドリンク・サーヴィスとやらで、飲み物を飲んでいる間、ツアーやら何やらの紹介を延々とする。で、また同室のオージー(また)たちがダラダラと何か喋っている。こっちは、まだ時間が早いので、遺跡の一つを見に行こうと思っているのに。やっと3時頃宿を出て、ソケ行きのミニバス乗り場を捜す。
何かちと変わったおっさんの運転するミニバスでソケへ。ぼろいバスで遅くて、30分少々でソケのオトガルへ到着。そっから更にミニバスなのだが、靴磨きの少年が教えてくれて、プリエネ行きに、無事乗車。更に30分位、結構な田舎道を行き、山間に到着。帰りのバスはしばらくあるらしいのをチェックして、入口へ。遺跡までは結構上り坂。8時までオープンとのことなので安心して見物態勢。しかし、入口から更に登りが続く。辿りついてみると、ここもアクロポリスに負けず劣らずのスケール。残骸状態のところが多いが、劇場などは保存状態なかなか。調査隊っぽい人達が、あちこちで働いている。劇場でバッチリ残っている玉座に腰掛けてゆったり。人が少ないので、静かにじっくり見物できる。眺めもなかなか。まずまず満足。帰りに道を教えてくれた子供のいた店でアイスクリームを買い、食べながらバスを待つ。バスは停まっているのだが、なかなか動き出さない。人が集まらないと動かないってパターンかなと思っていると、別のバスが走ってきてクラクションを鳴らす。無事、ソケへ戻り、すぐさまクシャダス行きも見つかる。この辺りの整ったところは、さすがに文明国(こればっか)。


毎度、お馴染みですが、プリエネの劇場&廃墟です。
宿へ戻ってシャワー。同室のオージーたちはカッパドキア帰りらしい。でもあまりマジメそうな連中ではなく、早くパーチーしたいか何か言っている。しかしクシャダスの町、好きになれない。ツーリスティックという点では、イスタンブール以上では?土産物屋や白人向けの高いレストランばっか。ぼられて、うまくもない高いメシばかり食わされそうだ。真っ当なジモティ向けの店はなかなか見当たらない。メイン通りを少しはずれたところで、ようやくビール看板ありで、比較的庶民的な感じのとこを見つける。もっとも、そこもイシュジケンデル・ケバブ300万と、そう安くはなかったが。チキンのケバブと細かく刻んだパンにポテト、それにミートソースみたいなのとヨーグルトをかけた“スペシャル”な一品。まずまず。最近は、食後にチャイを飲まないと終わらないので、気楽そうな店を捜すが、これまたない。結局、海沿いで、200万の高めのオレンジ・ジュースを飲んで帰る。明日はエフェスへ行き、明後日は残りの遺跡を見るので、ここは都合3泊するようだが、宿も含め、あまり気に入らんなあ。早く去りたいタイプの町だ。宿の裏では、アイリッシュ・パブ(もどき、ギネスはない店が7,8軒並ぶ)通りを見つけたり(笑)。セルチュクというとこがうるさそうなので、敢えてここに来たのだがハズしたか。そのセルチュクには明日、エフェスの帰りに行ってみようかと思うが。問題は次どこへ行くかだ。もう、イスタンブールへの戻りの日は気にしないことにしたので。テッテー的に遺跡群を見まくったろうじゃないの、この際!
本日の出費:宿代1800万L 昼食140万L トイレ25万L クシャダス行きバス400万 ソケ行きミニバスx2 100万L
プリエネ行きミニバスx2 150万Lプリエネ150万L 夕食600万L アイス100万L 水25万 オレンジジュース200万L 計
3770万L
→ エフェス見たら、とっとと去りたい クシャダス 続き
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