世・界・一・周旅日記

 ・7月26日(金) カレー → ドーヴァー → ロンドン  ダイアモンド・イン・ザ・ラフ

 明方4時頃、何時の間にかフランス領内に入ったようである。突如起され、荷物を全部持って全員バスを降りるように言われる。パスポート・チェックがあるようだ。乗車時に、一応、エンバケーション・カードのようなものを渡された。それとパスポートを提示し、荷物スキャン。係員は当然おフランス語を話している。でも、こういうチェックはここきりで、オランダの出国チェック及びイギリスの入国チェックはなかった。EUは不思議であります。用を足して再び乗車。バスは何やらトンネルのようなところに入って、しばし停車。これが船へ通じているのかななんて思ううち、記憶がプッツン。目が覚めたらバスは既にロンドンらしい町中を走っていた。あれ、船には乗らなかったの?ユーロスターみたいにトンネルを通過したのかな?てなわけで、期待のドーヴァーのホワイト・クリフとの再会は果たせず。ひょっとしたら通過したのかも知れないけど。

 ヴィクトリア・コーチ・ステーションで大用を足し、歯も磨いてアンダーグラウンドで、懐かしのグレート・ポートランド・ストリート駅へ。予定よりも1時間以上早く着いた上に、時差ありなのでまだ7時半。インターナショナル・ステューデント・ハウスのレセプションが開くのは7時45分。表でしばし待つ。もし宿が取れなかったらどないしょ?とドキドキの瞬間である。でも、幸い空きがあった。今回はメインの建物の4階、ドーンと4泊予約してしまう。勿論、宿代はカード払い。チェックインができるのは12時半過ぎなので、荷物を預けてまずは色々用足しに赴く。

 早速ベイカー・ストリートへ。高いのはわかっちゃいるが、ついついスタバでブレックファスト。向かいのネットカフェへ。メールチェックするも、代理店からの返事は届いてなかった。この次の目的地はメキシコシティなのだけど、直ハバナへ行くために路線変更が出来るか否かを問い合わせたのである。その代理店の“世界一周航空券”のルールを確認した限りでは可能そうに思える。問題はここロンドンで、どのように変更手続きをするかだ。今日は金曜なので今日のうちなら変更ができる。だから早く返事が欲しかったのに。こうなったら国際電話で問い合わせたろうと、スペインで役に立った格安国際電話専用テレカを買う。色々種類があって、日本にかけるのに一番安くつくものを選ぶ必要がある。売店のお姉さんが親切で、選んでくれた。ところが、ここイングランドでは、ブリティッシュ・テレコムの公衆電話では、このカードが使えないらしい。使えるところはあったが、何やら話中。おまけにスペインのと違い、かけるのにコインがいる。でもって、釣りは戻らない。そんなこんなで1.2pも無駄に使ってしまったぞ。ネットの2pも含めるとバカにならん。早く返事くださいな、世界一周堂さん!

 とりあえず電話はまた後にするとして、もう一つ重要な用足し。ポンドのキャッシュが20p位残っていたので当座は凌げたが、もっとキャッシュを確保せねば。乗り物の1日券を買って地下鉄でボンド・ストリートへ。そこのシティバンクは両替可。ポンドの最後のTC170p分を現金に。これで4日間凌げるかな?近くにHMVがあったのでウロウロ。またぞろビーチ・ボーイズのコンピレが出ていたが、ブライアン選曲で、何とブライアンの新曲が入ってる。これは買わにゃあ。昨日書いたスティーヴ・アールのも、日本ではもう見当たらないものがある。ロンドンはCDも当然日本より高いけど、でもこれは買いたいわなあ。ま、最後の日に、フトコロの状況を鑑みた上で。地下鉄で戻り、サンドイッチ等を買ってリージェント・パークで食べる。ここはオープンエア・シアターがあって、時折シェークスピアの芝居もやってるようだし、明日明後日は“インディアン・サマー”と題して、インド関連のお祭りも行われるようだ。夏のロンドンは楽しいこといっぱいだ。

 結局チェックインしたのは2時過ぎ。シャワーを浴びて、ようやく寝ようと思ったところで部屋にもう一人宿泊者来る。スペインの兄ちゃん、人は良さそうだ。6時近くまでウトウト。アムスが寒くかったので体調今イチ。少々喉の具合がよくない。でもロンドンでは風邪なぞ引いている暇はない。前回は短い滞在故自粛したが、今回はしっかり雑誌タイムアウトを購入して、夜の娯楽をチェック。目を引いたのはニール・ダイアモンド!のコンサート。今日から3日連続であるので、当日券が買えるかも。早速、会場のあるアールズ・コートへ向かう。駅を降りてすぐに会場のアールズ・コート・エクジビジョンがあった。チケットは45p&27pで、当然安い方を買う。開演まで1時間あるので腹ごしらえ。近くのパブに行くが、やはりコンサート待ちらしい客で混雑。食事は向かいのインド系ファストフードで。

 さて会場へ。客層がジジババなので歩みが遅く(笑)、8時ギリギリに入場。会場は多分1,2万人クラス。空席はあるけど、これだけの会場で3日間やれるのだから、さすがではある。席は、かなり端っこだが、まあステージは見える。ニール・ダイアモンドなぞというと、ロック・ファンの面汚しのように言われそうだけど、僕は結構前から好きだった。そも、キャロル・キングなんかと並ぶブリル・ビルディングのソングライター出身で、モンキーズの“アイム・ア・ビリーヴァー”を始めとする数々のヒット曲を提供。自分で歌うようになってからは、特にそのライヴ・パフォーマンスが評判を呼び、スーパースターの地位を確立する。今でもアメリカでの人気は根強い。でも、それに反比例するかのように、日本では全く人気がなく、未だ来日経験なし、今後も難しそう。ヴァン・モリソンと並ぶ日本に来ていない最後の大物、だから、ここでこの人のライヴを見るのは、かなり貴重なことなのだ。雑誌タイム・アウトにも“思いっきりヒップではないけど、だから何だ?”と書いてあったぞ。てなわけで以下はほぼコンサート・リポートなので、興味のある方だけどうぞ。

 お馴染みの曲のフレーズを散りばめたニール・ダイアモンド序曲?が鳴り響く中、星条旗の幕が上がり、暗転していたステージに灯りが。すると、お馴染みの白シャツ、黒パンツで、ステージ中央にズイとニールが立つ。観客の声援がすごい。オープニングは全く予想通り、自らが主演した映画「ジャズ・シンガー」のテーマ“自由の国アメリカ”だ。この時期に、ユダヤ系移民の子孫であるこの人が、こういうアメリカ賛歌を歌うのは複雑なものはあるが、この人はこれを20年以上前から歌っていたわけだから、まあ許そう。その「ジャズ・シンガー」からのヒット曲が前半は続く。因みに、映画で彼の父親役を演じていたのは、大英帝国の誇る名優、故サー・ローレンス・オリヴィエであった。

 バックバンドはストリングス、ホーン・セクションを含む17人の大所帯。レパートリーは、新曲も交えてはいたのだろうけど、やはり盛り上がるのはお馴染みの、それもかなり昔のヒット曲。ギターを弾きながらの“チェリー・チェリー”、“レッド・レッド・ワイン”(UB40で知られるこの曲のオリジナルはこの人)、そして“アイム・ア・ビリーヴァー”と続くと、場内の盛り上がりたるや。ジジババ客層なのに既に総立ち。ロック・コンサート並の盛り上がりなのだ。ラメの入った白シャツのニールは、曲が終わる毎に、手をズイと掲げてキメのポーズを取る。日本で人気が出ない理由はこの辺にもあるのだろうな(苦笑)。ギター1本で地味なメロディメイカーならいいのだろうけど、この人はエルヴィスの影響なのか、結構派手なパフォーマーなのである。声のアクの強さに加え、そんな彼のショービズ臭さが日本人に嫌われる理由だろう。でも一方で、欧米で、一見地味なこの人がスーパースターに成り得たのは、このパフォーマンス故でもろう。

 ヒット曲の多さには舌を巻く。ロビー・ロバートソンがプロデュースして、「ラスト・ワルツ」出演のきっかけにもなった“ビューティフル・ノイズ”、バーブラ・ストライサンドとデュエットした“ユー・ドント・ブリング・ミー・フラワーズ”等、ほとんど自作曲でいけるのがこの人の強みだ。“スイート・キャロライン”に至っては、2階まで総立ちの大合唱。この人の人気の程は想像以上である。とりわけ、この人が別格のスーパースターに踊り出るきっかけになったのは、「ホット・オーガスト・ナイト」という2枚組のライヴ・アルバムがチャート1位になったことだ。確かに若き日のこの人のライヴは尋常ではなくて、宗教がかった“ブラザー・ラヴズ・トラヴェリング・サルヴェーション・ショウ”なぞは、ほとんど新興宗教の教祖様のノリ(笑)。さすがに今回は割とアッサリと演っていたけど。

 最後の“アイ・アム・アイ・セッド”の時点で2時間超。既に白髪交じりだけど、結構エネルギッシュなのだ。アンコールは“クラックリン・ロージー”で終わりだったけど、多分、明日明後日はもう1回アンコールがあって“ソング・サング・ブルー”、“ハートライト”を演ったのではないか。う〜ん、特に「ET」にインスパイアされた“ハートライト”は聴きたかったなあ。とまれ、やっぱり見られてよかった。この人の欧米での受け方というのが、よくわかった。一言で言えば、“ジジババを総立ちにさせるパフォーマー”。中高年層が生き生きと出来る場所が少ない日本では、ますますこういう人は受け入れられ難いのだろう。

 会場前からベイカー・ストリート行きバスが出ていた。12時頃部屋に戻ったのに、僕が一番早かった。他に白人が2人加わったみたい。さすがに夜行バス疲れがあって、悪いけど、電気消して寝ちゃう。いいねえロンドン、やっぱりロンドンだよね。明日はもっとヒップなところに行こうと思うけど(笑)。

本日の出費:トイレ0.2p 乗り物回数券5.3p 朝食3.95p テレカ5p 昼食3.5p ビール2.7p コンサート・チケット30p(カード)
宿代x4 82p(カード) 夕食5p ワイン3p ネット2p タイムアウト1.5p 電話代1.2p 計145.35p


 ・7月27日(土) ロンドン 実質5日目  夜のロンドン徘徊するも・・・

本日の観光ポイント:シャーロック・ホームズ博物館、大英博物館


ベイカー・ストリート駅前に立つホームズ像

 で、僕が一番早く起きて朝食へ。ガッチリとイングリッシュ・ブレックファスト、つまり、オレンジジュースにコーヒー(ティーの方がイギリスっぽいが)、トースト、ソーセージ、卵、ベーコン、ベイクドビーンズである。更にシリアルもつければ完璧だけど、値が張るので。しばし予定を考えた後、やはり向かったのはネットカフェ。ようやく代理店からの返事が来ていて、メキシコからキューバへの変更はルール上不可らしい。こうなったら、メキシコシティでは市内に出ず、空港で1泊して翌朝ハバナ行きチケットを買って、そのまま向かうという手で行くとするか。実際、ハバナ行きの便は早朝らしい。問題は混んでいないかどうかと値段だが。でも、メキシコシティに滞在しないなら、その滞在費分100ドル程度は浮くし。今回の旅も、フトコロ具合からすると、残りはあと2ヶ月。となると、4ヶ月超の現在は、既に旅の3分の2のとこに来てるわけで、つまり最早後半。前回もそうだったけど、旅も後半になると守りの姿勢になってくるのであります。一方で、バルセロナで荷物を全部盗まれてしまったサキダさんは、それでも更に1,2ヶ月旅を続行させるという。僕なんか、インドで手帳とウォークマン盗まれただけでもメゲてしまったのに。やっぱり若さには適いませんって、ああ爺クサ。

 と、まあ、腹を決めたところで観光スタート。まずは一番宿から最寄の観光名所と言える、シャーロック・ホームズ博物館へ。小説に登場するベイカー・ストリート221番地にある建物が、ホームズの住んでいたとされる場所として、それらしく飾られ博物館になっている(左画像)。日本人にも大人気の場所だ。でも、面白いかっていうと、これが今ひとつ。ホームズの小説を読んでいたのは、かなり昔なので、もう記憶が薄れているので、並べられているマニアックな品の数々にも今一つピンとこない(右画像)。事件の一部を再現する蝋人形が置かれていたりするが、最寄のマダム・タッソーと同様、イギリス人は蝋人形好きだねえ位の感想。それでも、ついついお土産買ってしまったりするんだよね。好きなんだよね。最近は、やはりホームズといえば、NHKでも放映されたテレビ・シリーズが、原作への忠実さでも決定版と言うべき作品だろう。スーヴェニール・ショップでも、そのテレビ・シリーズ関連のものが主に売られていたっけ。博物館の並びにはビートルズ・ショップもあったっけ。


 また地下鉄アンダーグラウンド、通称チューブに乗るが、またしても、一部不通とか何とかやってる。とりわけ、ハマースミス線はやたら多い。混んでいるし冷房は効いてないし、LPがハイライトならぬ、ロウライトにチューブを挙げていたのもむべなるかな。とまれ、ウォータールー駅へ。邦題「旅愁」だっけ?映画でもお馴染みのウォータールー橋がテームズ川にかかっているところである(左画像)。その橋周辺は、有名劇場が並ぶエリア。ブライアン・ウイルソンも6月に公演を行ったロイヤル・フェスティヴァル・ホール(この日はウイルソンでもカサンドラの方)、芝居のナショナル・シアター、そして、ナショナル・フィルム・シアター(略してNFT)がある。日本でいえばフィルムセンターのような国立機関で、毎月様々な特集上映が行われている。本来は映像博物館、通称MOMIに併設されたものなのだけど、MOMIは改装のため来年まで閉館中。7年前ロンドンを訪れた際、数少ない見物地の中で最も印象に残ったのが、このMOMIだった。とにかくそのスケール、内容の充実度たるや、目が眩むばかり。ここに通うためにロンドンに住んでもいいと思えた程だ。カフェテリア、フィルム・カフェは営業中。ランチはここで。

 NFTでの7、8月の主な特集は、ベンガル映画の巨匠サダジット・レイ監督のものを始め、ハリウッド・スター、リチャード・ウイドマーク作品、エリザベス女王役が得意な英国女優ジュディ・デンチ作品、S・ホームズ映画、そして市川昆作品集等。ウイドマークの特集なんて、日本のフィルムセンターでは絶対にやらないだろう。最早80代後半のウイドマークは既に映画には出ていないが、先日ここで講演したとか。聴きたかったなあ、“ニヒルな好漢”好きだったんだよなあ。とまれ、ナショナル・シアター内では、無料の演奏会あり。フラメンコ・ギター奏者の華麗なテクニックを堪能した後、今度は外でも無料イベントあり。側では古本市もやってる。ロンドン、金かけても勿論、金かけなくても楽しめるのであります。フィルム・カフェで6pの定食。ロンドンでは安い方じゃない?ビールも飲んでゴキゲン。今少しテームズ川岸を散策。

 前々から川岸に何やらでかい観覧車が見えるのが気にはなっていた。ブリティッシュ・エアが作ったロンドン・アイという135mの大観覧車。2年前に出来たそうだけど、すごい長蛇の列で、すっかりロンドンの新名所と化しているようだ。因みに10p位します。その観覧車の対岸に、何やらすごい建物が見える。何じゃらホイと見に行くと、“パレス・オブ・パーラメント”とある。国会宮殿?この辺、日本語ガイドを持ってないのでよくわかんない。とにかくゴシック系の壮大な建物で、その華麗さはロンドンでも随一か(右画像)。生憎公開されるのは8月3日からとのことで、外から眺めるのみ。土曜日とあって、周辺は観光客でゴッタ返している。どうせだからと、そこからヴィクトリア駅まで歩く。朝方は曇っていたし、昨晩洗濯したコンパチ・パンツが乾いてなかったので、今日は超久々にジーンズを履いて出たのだけど、午後から晴れてきて暑くてしょうがない。飲み物飲んで休んだ後、地下鉄でトテナム・コートへ。


 トテナム・コートには、かのブリティッシュ・ミュージアムがある。訳せば大英博物館でありますね。この肝心の場所をまだ訪れていなかったのだ。既に4時で閉館時間が近いが、ここも基本は無料(最低3pのカンパをと書いてある。最初から3p取ればいいのでは?)なので少しでも見ておくべしと思って。ここの最大のウリは、やはりエジプト関係だ。一番わかりやすい場所にあり、入ると、ドーンとアメンホテップ3世の像に迎えられる(左画像)。それにしても、カイロの博物館も相当な物量だったし、行かなかったけどベルリンにもエジプト関連専門の博物館があった。ここも相当なスペースが取られてあり、エジプト王朝全盛期の出土品の多さは飽きれる程だ。その奥はアッシリア関係の展示。アッシリアって今のイラクあたりだったんだね。これもかなりの量で、案外、イラクとか行っても何も残ってないのかも知れない。これはいつも書いていることだけど、どうして人様の国の遺跡や宝物がこんなに外国に掻き集められちゃっているのか、やはり複雑ですねえ。まあ、アフガンのバーミヤン遺跡みたいにぶっ壊されちゃったりすることもあるから、こういう然るべきところにあった方が、遺跡なりが活きてくるということも、たまにはあるかも知れないが。とまれ、結局、エジプトと中東関連だけで閉館時間となる。地下鉄で宿へ。

 部屋に戻ると、昼過ぎまで寝こけていたフレンチが。彼らと一緒に飲もうということになる。その前にまずは日記。2時間位費やすも終わらず。彼らの待つバーへ。ロンドンは何かと忙しくて、あまり暇がないです。宿のバーでフレンチ二人組と飲むが、そのうちもう一人のフレンチとデトロイト出身のアメリカ人の姉弟も加わる。弟は20代前半ながらお固い風貌で、何となくブッシュ大統領に似てる。11時位まで飲むうち、僕のかねてからの希望通り、クラブでも繰り出すかということになる。アメリカンのお姉さんの方は、明日帰国だそうなので辞す。フレンチが、彼女の参加に妙にこだわっていたのが、今思えばクセモノであった。

 “金がないから歩いて行くぞ。場所はまかせてくれ”というので、フレンチのヤンについて、野郎4人がゾロゾロ行く。しばらく行くと、夜中なのに相当賑わっている一帯へ。ここはピカデリー・サーカスかな?中華街もあったなあ。この辺は前も来たことないかも。更にレスター・スクエア近辺に。街頭も相当な盛り上がり、これは歩いているだけでも結構楽しい。ザッツ・ロンドンの夜って感じだ。しかし、ヤン先生、一向に落ち着く様子がない。一軒、あたってはみたが、服装チェックでバツ(靴が革靴でないとダメ!)を食らってしまいやした。その後は、ヤン先生、ガールズ2人組とかを見かけると“クラブ捜してるんだけど・・・”と声をかける。そんなこんなで1時間位徘徊。おいおい一体いつになったらクラブに入るんだ?

 どうもフレンチの主たる目的はクラブで音楽を聞きたいとか踊りたいとかではなく、女の子をナンパすることにあるようだ。アメリカンのブッシュ君も呆れて“だったら娼婦でも捜せば”とか言い出す。オレはマジでクラブ行きたいんだけどな。クラブはガールがいようがいまいが関係ないぞ。ここらはやっぱりフレンチでんなあ、絶対ガールが必要なんだね。結局、ただ歩きまわってるだけで3時過ぎた。さすがにもう踊る気もなくなってきて、宿に帰ろうかということになる。そのうち段々夜も明けてきてしまった。最後は近くの店でワイン買ってリージェント・パークに侵入して飲もうということになる。やけにミニマムな週末の夜でありました。白人さんでもこういう冴えないことになることもあるんですね。ベルリン、アムスに続いて、結局、ヨーロッパのクラブ・シーンは体験できないまま終わっちゃうのかなあ、トホホホ・・・

本日の出費:電話0.4p 朝食1p ジュース1.4p ホームズ博物館6p ネット2p 土産9p コーク1.09p 飲み物1.67p 昼食7p ビール1.2p 酒3.5p サンドイッチ1.5p 夕食3.94p 計39.3
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