世・界・一・周旅日記

 ・5月9日(木) ルクソール 1日目  こんなとこにも日本人宿

本日の観光ポイント:カルナック&ルクソール神殿

 6時起きで用だけ足してチェックアウト。7時発のルクソール行き列車に乗る。僕の乗った車両、一人だけでちと不安になるが、7時5分には列車が動いた。寒い位エアコンが効いているので上着を着る。朝食も取らず寝の態勢。ルクソール着は10時の予定。しばらくして、いくつかの駅に停車するとドーっとジモティが乗りこんで来る。やはり遺跡があるエドフやエスナ等は英語の駅名表示もあり。ここいらの遺跡も惹かれるものはあるのだが、ウザイらしいルクソールに、あまり長居はしたくないので、やはりミニマムな観光になるのだろうな。10時半位に着。

 まずはカイロ行きの切符を買ってしまわねば。運良く11日の夜行切符が買えた。予定としては、今日半日でカルナック&ルクソール神殿を見て、明日はデンデラ、そして明後日はツアーで西岸の王家の谷等を見るつもり。宿は駅から徒歩圏内のエル・サラームを目指す。悪名高いニュー・エヴェレストの客引きが寄って来るが無視。ドロボー宿らしいが、オウナー等が変わったとの話も。エル・サラーム、きれいではない。ドミ5EPと安いが、スタッフも日本語を話し、何か雰囲気サファリに近い。サファリで隣のベッドに寝てた人が泊まっていた。迷ったが、暑くて面倒くさいので妥協。ダメだねえ。ここの情報ノートは、基本的に感想文系だが、デンデラの行き方は書かれていた。

 宿の主みたいなスタッフが、アリー岡村とか呼ばれている。何で岡村なのか知らないが、顔は舘ひろしに似てないこともない(自分でも言っていた)。どうでもいいけど、向かいのジュース屋で、本当にナイナイの岡村にそっくりなエジプシャンがいたっけ。とりあえず、明後日の西岸ツアーを45EPで申し込む。さて、カルナック&ルクソールだが、同室の日本人に聞いたら、バスが走ってるのでレンタル自転車は不要という。で、駅前からミニバス(0.25EP)に乗って、まずはカルナック神殿へ。

 エジプトといえば、まずピラミッドってことになるのは、あのシェイプがあまりにわかりやすい故だろう。しかし、実はエジプト観光最大の見物は、ここルクソール、それもこのカルナック神殿だという声もある。入場してみれば、それは頷ける。とにかく全てが巨大。柱なんか、あの、ぶっとかったバールベックの倍位あるんでは?柱がガーッと並んでいるホールは、一体何に使われていたのかよくわからないが、とにかく圧巻。しかも柱一本一本の上から下までビッシリとレリーフだ。何に使われていたかわからないと言えば、小さく光が差すSFまがいの部屋もある(右画像)。周囲に点在する像も巨大(左画像)。神殿そのものの全体の保存状態は今ひとつとはいえ、広大かつ量が多いので見応えは抜群。ハッキリ言って、トルコや中東3国で見てきたローマ系遺跡が木っ端微塵にすっ飛ぶド迫力だ。年代だってBC2,3世紀とかケチなもんじゃないもんね。BC2,3000年だもの。桁が全然違う。エジプト恐ろしや。それがどーして今のようなレベルの国になっちゃんたんだかね。


 カルナックは、単なる神殿を超えた都市のようなスケールだ。奥に行くと、更に神殿やら門やらが続く。それでも、まだ未整備の部分も多いらしく、立入禁止個所がある。この辺はエジプシャンのルーズさ故なのかな?ただし、なぜか別料金のオープン・エア・ミュージアムは行かなくてもいい。大したもんはなかったです。既に1時を回って、暑さでヘロヘロになりながら、カルナックを後にする。乗ったバスが駅を通り過ぎてしまい、また別のに乗りかえる羽目に。アイリッシュ・パプなんてのを見かけたなあ。

 もー水分とりまくリである。1.5EPで買えることは知っちゃいるけど、面倒くさいから2EPでコーク。0.25EPで飲めることはわかっちゃいるけどサトウキビ・ジュースと。エジプシャンよ、この寛大なるヤバーニーに感謝せいよ。次はルクソール神殿だが、宿からそう大した距離ではないのに、入口がグルッとまわって川沿いなのが面倒くさい。途中で、また1.5EPでアップを買ったが、店のバカ、札をすりかえて1EPしか払ってないとかイチャモンつけてきた。当然、無視して去る。まあ、ウザイウザイと聞いていたルクソール、それ程声がかからないのは意外。5年前の“虐殺”の影響もあるのかな?やっとこ入口へ辿りつく。

 さすがにカルナックの後で来ると小振りではある。もう、かなり暑い時間帯なので観光客は少ない。しかし、ここらどこ行ってもおフランスの団体ばっかでウンザリくるね。このルクソールには、オベリスクが2本あったけど、今は1本。もう1本は何とパリにあるのだ。こんなケチ臭い国からドロボーするおフランスってのもひどいもんだね。そのドロボーの張本人たちが、観光バスで乗りこんできてるわけだ。犯罪者は犯行現場に必ず戻るってか。ここですごいのは、入口近くにあるスフィンクスの並ぶ参道(左画像)。何がすごいって、元々はこの参道がカルナックまで続いていたってんだから。つまり、紀元前2000年頃は、そこら中こんな建物で溢れかえっていたってことか。実際、今民家になってるあたりにも、さりげなく小スフィンクスが並んでいたりするし、まだ発掘中のとこもあるらしい。ちょっと想像を超えたスケールだ。どーしてこんなすごい王朝が滅んだのかね?やっぱ先天的に頭悪かったから?

 見終わった時点で3時ちょい。もーダメ。暑過ぎ。本日の観光、これにて終了。やっぱ早起きして午後には観光終わらせるのが理想だね。水分を補給した後、宿で寝る。まあサファリ程ゴチャゴチャしてないので寝るにはいいが、部屋は事の外暑い。思いっきりファンを回していても、まだ暑い。それでも2時間位寝てる。同室の日本人たちは何をやっているのやら。6時半に起き出して、必殺靴洗い!今日靴下履いて歩いてたら真っ黒になったもんね。砂漠は汚れるわねえ。機器類も心配。カメラなんか熱もっちゃって熱くて。何か砂漠、もーいいなあって気がしてきた。エジプシャンもウザクて好きになれないし、エジプト、かなり旅程を短縮しようかとも考える。アレクサンドリアもシーワもカットして、まあせいぜい近場のバハレイヤ・オアシスだけにするとか。或いは、このままカイロ戻ったら終わり、とかも。何か、7月7日の渋さ知らズベルリン公演を見たくもなってきたし。カイロ行ってから考えるべし。

 シャワー浴びた後、酒屋はないかと捜すが、バーのあるホテルを1軒見つけたのみ。なら宿で飲んだ方がええわいと戻る。ダハブでも会ったコリアンがいた。昨日、ヨーコさんは彼と約束してたのにすっぽかされたそうだが、別の日本人の女の子とメシ食ってたなあ。コリアンにもそういう人はいるか。ビールを頼むが、出てくるのに無茶苦茶時間がかかる。その間アリー岡村に迫られて、結局、明日のデンデラ+オビドス行きツアーに参加することに。今日は金使ってるなあ。でも、あまりに暑くてかったるいし、最早やる気のないパッカーと化しているので、もういいのだ。宿の屋上は日本食レストランになっている。かつては日本人が料理してたそうだが、今はマンドゥとかいう人のいいエジプシャンが一人で切り盛り。肉野菜炒め定食を頼むが、茄子、人参、ネギ等の変わった内容。味はまずまず。ビールをもう1本頼んで部屋で飲む。しかし、この部屋寝られるのかね?暑いよ〜

本日の出費:コーク2EPEP サトウキビジュース0.5EP オレンジジュース1.5EP バスx3 0.75EP 7アップ1.5EP
カルナック入場料15EP コシャリ1.5EP ルクソール入場料10EP 宿代5EP デンデラ・ツアー50EP 西岸ツアー45EP
カイロ行き切符32EP 夕食18EP 計178.5EP!(エジプト最高使用額更新)

暑さにグッタリ ルクソール 続き

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