| 滞在日数 | 2001年8月4日〜8月23日(19日) |
| 滞在都市 | ウラジオストク4日 シベリア鉄道乗車1日 ハバロフスク1日 シベリア鉄道乗車3日 イルクーツク3日 シベリア鉄道乗車4日 モスクワ4日 |
| 日本で取得。モスクワの日露合弁法人経営のホテル・エルモスより招待状をもらい、 一ヶ月有効の業務ヴィザを得る。手数料1万円 | |
| 使った金 | TC+現金643ドル カード548ドル 盗難!244ドル 計1435ドル |
| 主な内訳 | 宿泊費550ドル 移動費288ドル(シベリア鉄道x3、トルコへの飛行機代) 観光費52ドル(バイカル湖、クレムリン、サーカス等) |
| 基本的に物価は安いが、宿代、外食費は高い。一方、酒代、交通費はかなり安く、 市内通話の電話料金は無料。 | |
| 具体的に被害には遭わなかったが、地域を限らず悪化しているらしい。 とりわけモスクワ。しかし、この国で犯罪者より、もっと怖いのは警官! | |
| お土産を買う精神的余裕なし! |
船で2泊3日かけ、我が祖父縁の地ウラジオストクへ。現地お勤めの方に親切にされたのも束の間、22年ぶりという強力台風に遭遇し、シベリア鉄道はまる1日遅延。深夜に到着したハバロフスクでは、とんでもないタクシー運転手に思いっきりボラレる。イルクーツクでは警官の無茶苦茶な尋問に遭い、TC200ドルと現金44ドルを紛失。モスクワ行き鉄道乗車時も署に同行を求められ、文字通り危機一髪で辛くも脱出。世界最大の湖バイカル湖は、そのほんの端っこをわずかに垣間見た程度。皮肉にも観光気分の失せたモスクワでは、それなりに快適に過ごす。商人宿?のあまりにもジャパンな佇まいに、一瞬ロシアにいることを忘れる。計3回約7日間乗ったシベリア鉄道ではウォッカをタップリ飲まされ、露出度過剰気味のロシアお姉さんの婿になる話まで出る?ただし、乗車時に転んで膝に重傷?を負い、サウナにはとうとう入れず。絶対引っかかると思われた出国は、実に呆気なく何事も無く済んでしまった。人生は皮肉だね。
いや〜、まいりましたですね、ロシア。今回の旅の最初にして最大の難関だろうとは予想していたものの、さすがに甘くはなかった。ただ振りかえってみれば、町や人にはそう悪い印象はない。人々への好感度は中の下位か。もっとも、シベリア鉄道で乗り合わせた連中は、概ねいい人たちだった。治安面では左程不安を感じなかったのだけど、モスクワ在住の人達の話を聞けば聞く程、背筋の寒くなる思い。イルクーツクのような地方都市でも麻薬等の問題は深刻らしい。しかし、東の町に較べ、モスクワは全く別の国という印象。あそこまで来て、初めて何ら不自由を感じなくなる。もっとも、警官が恐ろしいのはここも同じで、日陰を帽子を目深に被って歩くみたいなことを強いられ、終いにはウンザリきた。警官に尋問された際は、パトカーのナンバーや、肩に書いてあるというコードナンバーをチェックするのに加え、忘れずに髪の毛を1本もらっておきませう。日本に帰ったら、藁人形に入れて五寸釘ぶち込んでやるために!とまれ、ロシアを旅するのは構わないけれど、そんな重圧感に耐えられ、多少不快な思いをしてでも、この国への強い憧れや思い入れの方が勝る、といった人にのみ、お薦めする。そういう事実を知りつつも、バウチャー旅なら全く安心であるかのように思わせ(逆にバウチャー旅で無ければダメとも思わせ)、既得権益を守らんとする、いわゆるロシア専門系旅行代理店やガイドブック等には、ムッチャ憤りを感じる。ある意味、ロシアでは散々だったとはいえ、バイカル湖はいつかじっくりと訪れてみたい気もする。