7時起き。水道の水を念入りに沸騰させて、久々に紅茶入れる。コンビニで買ってきたパンと、昨日スーパーで買ったスターフルーツで朝食。タラタラと荷物まとめをやって9時半に出る。プラマ社のバスが出るのは、宿から徒歩400m位のところで、偶然、都合のいい場所ではあったのだ。まあ、宿に不満はないでもないけど、この地の利の良さ故、またクタに戻ってきたら、再びここ、アノム・デウィに滞在か。ジョグジャに出るには、多分クタに戻らなくてはならないどろうから。
ウブド行きバスはミニバスサイズで、荷物入れはなく運転席の側にドッカと置かれる。乗客は白人と日本人が半々。日本人は女性ばかり。皆日帰りのようだ。僕の隣は少々太めのおばさん。プラマ社のバスは、乗合バスのベモに較べ、安全かつ快適という話だったが、狭いし暑いし、あまり変わらん気がする。しばらくしたところで、隣のおばさんと少し話す。看護婦さんで、将来、バリでの移住勤務を見据えての視察旅行なんだそうな。バリは医療事情も悪くなく、マラリアもないそうだ。まあ物価の安さを考えれば、そんな選択肢もありだろうね。多分、こっちの勤務形態はイージーだろうし。しばらく走ると周りの風景は段々のどかな田園風景に。1時間程でウブドに到着。
バスを降りたところで、“荷物重そうだね”なんて寄ってくる客引きのおっちゃんあり。警戒していたら、目指そうと思っていた宿トゥデス・ハウスの主のトゥデさん、その人であった。こいつは好都合。バイクの後に乗せてもらい、バス停から600m位の宿へ。トゥデさんは画家で、自分の絵を売るショップを併設してる。寺院のようなものまである広い敷地に、バンガロー形式の部屋(右画像)。朝食付で50,000Rpというのは聞いていたよりも、ちと高い。値切って40000Rpで、とりあえず3泊分を払う。芸能を見に来たと言ったら、今晩近くでケチャが見れるとのことで、そのチケット代に50,000Rp払う。例によって「歩き方」のコピーの情報が古いせいか、物価は軒並み上がってますね。
寝てばかりいたクタと打って変わり、ウブドは早速観光開始。しかし、いやあウブド、いいとこだ!実にのどかで静かでいい雰囲気。特に宿周辺は寺院とか学校があって、お香の香り漂い、子供の声が賑やかに響く。あちこちに放し飼い状態のニワトリがいて、コッコッコッコ鳴きながらうろついている。でもクタ以上に気温は高いかも。プラマ社のバス停まで戻り、先のバスをチェック。隣にスーパーマーケットもあった。そこからジャラン(“通り”の意)・モンキー・フォレストを進む。一軒ナシ・ゴレン系食堂を発見。しかし、他はほとんどツーリスティックなレストランばかり。これが、ここの唯一の問題だな。その名の通りの由来であるモンキー・フォレストへ出るが、猿は好きでないので飛ばし、更に北へ。
途中、観光局があり、そこに芸能パフォーマンスのスケジュール表あり。今晩見るのは、おそらくパダン・クルタ寺院でのケチャだろう。その他、ほぼ毎日、あちこちで様々な芸能あり。バロン・ダンス、レゴン・ダンス、チャロナラン・ダンス、マハーバーラタやラーマーヤナの舞踊、そして影絵芝居ワヤン・クリ等々。こうなったら、この手のバリ芸能を一通り見るまでここに滞在したろうか。何せウブドは歩いているだけでも気持がいいところだし。ただ、この手の芸能はほぼ50,000Rp位が相場のようで、食事も少し高くつくとなると、さすがに1日10$ペースは無理そうで、15$はいきそう。それでもジャワ島にも寄って3週間近くはもつかな?やっぱいいですね、物価の安いとこは。
クタではそれ程でもなかったが、さすがにここらは日本人が多い。とまれ、1.2,3km行くと、中心部の王宮に出た。ここでは、ほぼ毎日何かの芸能が見られる。廻りにはチケットブローカー?もチラホラいて、お声がかかる。早速、王宮を見物。同じヒンドゥでも、バリの方はカーストがゆるいらしいので、寺院だの王宮もインドのような威圧感がなくて、敷居が低いというか気軽な感じがする(左画像)。でも何だか不思議な作り。奥の方へ行くと、何だか普通の民家みたいで、子供が「ドラえもん」見てたりする。ここ、本当に王宮なの?王様が今住んでいるわけじゃないんだろうねえ。何だか知らないけど、「歩き方」の見所にはウブドの王宮や寺院についての解説が皆無。手抜き編集者の担当なのかな、ここらは。
ジャラン・ラヤ・ウブドを西進していくが、この通りは交通量が多くてちと落ちつかない。道路脇に並ぶのは土産物屋と高そうなレストラン。時折、タクシー乗らないかのお声がかかるが、声をかけてくる運転手たち、必ず、ハンドル・ポーズをするのは笑える。やはり芸能公演がよく行われているダラム・ウブド寺院に辿り着くが、まずは腹ごしらえがしたい。そこでチケットを売っていた兄ちゃん曰く、近くに安い食堂があるとのことだったが、なかなか見つからず。更に1km位行ったところで、やっと発見。ナシ・ゴレンにありつく。熱い茶に氷をぶちこんだだけのエス(アイス)・テーと合わせ7000Rp。もう、バリでの食事に2$以上かける気はありませぬ。
腹が膨らんだところで、食堂近くのグヌン・ルバ寺院を見物。寺院の下は渓谷で、おじさんが素っ裸でマンデイ(行水)していたりする。しかし、誰もいないっすね。管理人位いないの?白人観光客が時折現れる位で、じっくり見られる。ただし、寺院も肝心の奥に入るには、単パンとかではダメで、バリ式の正装が求められる旨の表示がある。芸能を見る時は大丈夫なのかな?腰布代わりにカフィーヤ巻いて行ったら顰蹙でせうか?寺院の裏から続いていく山道あり。進んで行くと、眼下には渓谷、先には椰子やらのちょっとしたジャングルも見られ、実にいい眺め(右画像)。いいねえ、ザッツ東南アジア的風景。ホント、漂う文化・芸能の香りといい、バリ島の魅力はウブドにこそ集約されている感じ。ここならいつまでも長居したくなってくるよね。
続く山道の先に何があるのかと思いきや、小さな村に出た。ここらも画家が多いのか、絵を飾ってあるミニ・ギャラリーが並んでいて、手招きされる。買う気はないけど1、2軒ひやかしてみる。2軒目で入ったところのおじさん(実は僕より年下であったが)と、しばし話しこむ。やっぱり絵だけでは食っていけなくて、生活は厳しいという。でも、バリは観光で潤っているはずだから、ジャワよりは全体的に生活レベルが上なんじゃない?少なくともインフラとかいいだろうし、ここら政変とかデモとも無縁だろうし。そこも小さなギャラリーの裏が住処で、日本人なら誰でも夢見るような優雅な庭付き一戸建て。トゥデさんちと同様、簡素な作りではあるけど、敷地はタップリ。庭には草木が生い茂り、犬、猫、ニワトリがいて、中庭やら昼寝用?の場所まである。こういう実情を見ると、ホント、何がリッチで何がプアなんだか、よくわからなくなるよね。僕らがこんな家に住めたら最高ってとこに、バリニーズは住んでいる。それでも彼らの生活は豊かではないんだそうだから。少なくとも住宅事情に関しては、バリの方が日本よりも断然上だよ。
バリニーズは気性も穏やかで、意外に物売りさんとかもしつこくないし、断れば諦める。そのおじさんも、勿論絵を売りたがったが、丁重に辞退すると強要はせず気持良く別れた。途中、割とハンサムな兄ちゃんが、木からもぎ取ったマンゴーを分けてくれたり、実にいい気分であります。寺院に戻り、しばし休憩。夕方近くなったところで、バリ式正装のお姉さんが、数人寺院へやってくる。正直言ってバリニーズ、そう美形ばかりとは思えないのだけど、ああいう正装をすると、実に優美で魅力的。アジア的な清楚な美しさを感じさせますね。目が合ったので、ニッコリ笑顔を交し合う。いいですねえ、都会疲れが癒されてまいりますです。
寝てばかりいたところ、久々に歩いたので、ちと疲れたので、今日はもう戻ろうと思う。王宮のところまで戻ると、向かいが市場になっていた。と言っても、土産物系で食料はあまりない。でも、屋台で何やら変わった飲み物を見つけ1杯もらう。蜂蜜系の甘い汁に氷を入れ、それにココナツと水?を加えたもの。サッパリした味わい。隣ではガドガドという食べ物を売ってたが、豆腐を揚げたものみたい。今度試してみよう。そこでちとノンビリした後、道に戻ったら、突如、何やらパレードが。おお、これは見逃せないと、急ぎ、パレードの先頭まで走ってシャッターを切る(左画像)。どっかの寺院のものらしいけど、由来はよくわからない。パレードの通過時だけ、交通は全面ストップ。生憎、途中でカメラの電池切れ。でも、こんなのにヒョイヒョイ出くわすんだから、ウブドはいいよね。
芸能チケット売りの兄ちゃんに声をかけられ、彼が持っていたスケジュール一覧を所望する。明日は影絵芝居のワヤン・クリを見に行こうか。前方から日本人らしき女の子が二人やって来たとこで、その兄ちゃん下を向きながら、今来るのは日本人か?チケット売れないかなと囁く。でも、兄ちゃん、ガールズが通過するのに声をかけられず。何照れてんだよ、もう(笑)。でも、いい奴だね。明日はこいつからチケットを買ってやるか。ベルリンで会った友人T氏は、バリでバイクの運転手にナイフ突き付けられたりしたらしいけど、今のところ会ったバリニーズは、そういう物騒さが微塵も感じられないなあ。悪い奴もいるんだろうけど、何か呑気で人のいいのが多い。やっぱりアジアはいいですね。
スーパーでビールとラーメンを買って宿へ戻る。お菓子をつまみながら、ベランダでビールを飲む。和みますなあ。6時半位のとこで、トゥデさんが、観光客が多くて混むから、もう会場へ向かった方がいいとのこと。まだカメラの充電が済んでないので、代わりにレコーダーを持って。バイクの後に乗せてもらい、すぐ近くのパダン・クルタ寺院へ。寺院の奥の集会場のような小さな建物がステージらしい。最初は数人だったが、数分で続々と人が集まってくる。勿論、圧倒的に日本人が多い。スプライトを飲みながら待つ。
7時半に開演。演目は「ケチャック・ファイア・アンド・トランス・ダンス」とある。演じるはサンディ・スアラという団体。トゥデさんも一員らしい。ケチャは、日本で芸能山城組というのが夏季に都内のショッピングセンターとかで公演するのを見たことがあった。でも、勿論、本物のバリニーズによるものは初めてである。上半身裸の男たちが60人位登場して、ロウソクを囲んで輪になって座り“チャッチャ”の掛け声で、アカペラ合唱?が始まる。その“チャッチャ”の掛け声担当者他、ベース・パート担当?とか数人がいて、後は手をかざしながら“チャッチャ”の合唱である。その“チャッチャ”に加えて、メロディ・ラインの方は、明らかにあのガムラン調だ。
そのうち、女性の踊り手が現れる。一応、ストーリーに沿った舞踊のようで、優雅に踊る女性二人に加え、すばしこく動く少女が登場。後で解説を読んだら、彼女は鹿という設定らしく、矢で射いられる。更に、獅子のような男性の踊り手も現れ、賑やかになっていく。その間、勿論、“チャッチャ”は続いていて、興奮が高まって行く。クライマックスは獅子系の二人の格闘で、それを最後にケチャ隊が半分退場。その残りに女性コーラスが加わって、第二部となる。サンヒャン・ドゥダリという、トランス状態らしい二人の少女の舞踊。時折、寝転がるのを起こし起こし舞踊が続く。以上のセットが約1時間。叙情詩(「ラーマーヤナ」であります)が基になっているので、しっかりしたストーリーがあるらしいのだけど、解説は後で読んだので、よくわかっておりません。でも、わかんなくても視覚、聴覚で楽しめます。
場所を隣に移し、最後はサンヒャン・ジャランというファイア・ダンス。馬の形の木の枠にまたがった青年が、ココナツの殻の焚き火を裸足で蹴散らしながら踊ると。その蹴散らされる火花が客席にも飛んでくる。火の粉と煙が舞うド迫力のパフォーマンス。火の粉は白人のとこに飛んでけとか密かに思ってたり(笑)。一頻り蹴りまくり、火が収まってきたところで、青年のトランスが解かれ、舞踊は終了。以上、1時間半。ウブド滞在初日から多いに楽しませていただきやした。
宿に戻って、小腹が空いているのでお湯をもらい、カップラーメン食べる。夜は毎日このパターンかな。眠いので日記は明日にするとして、カメラの充電をしながらガイドのコピー読んでたら、荷物のところで何やら生き物がガサガサ動いている。ヤモリかなと思ったけど、それにしてはちとデカイ。よく見たら、何とネズミ!そのネズ公、興奮して飛び出してきて、充電中の電源のとこに駆けあがり、そこからベッドの上をドドドと走っていく。ドラえもんならずとも、この光景にはビビりまくり。慌ててトゥデさんを呼びに行き、駆除を要請。扉を開けて箒で追っ払ったら、外へ飛び出して行った。思わず“キャッ!”とか言ってしもた。しかしまいったなあ、またネズミが現れて寝てる間にかじられたりしたら、どないしょ。トイレ兼シャワーの天井に穴が開いているので、そこから侵入してきたと思われる。扉は閉めておかないと、また現れそう。トゥデさんは、ヒンディスタンらしく?“ノー・プロブレム”のようなことを仰るけれども。ウブド滞在、のどかながらも波乱万丈であります。本日の出費:宿代x3 120,000Rp ケチャ切符50,000Rp 昼食7000Rp 飲み物9000Rp 買物9270Rp 計195,270Rp

・8月28日(水) ウブド 2日目 バリ芸能通志願
朝はまずニワトリのコケコッコー、そして子供達の賑やかな声で目が覚める。隣が学校なのであった。いいですねえ、環境は理想的です。ただ明方は少々冷えたけど。朝方、少々天気雨がぱらつくが、少しお湿りがあった方がいい。部屋が広いので、久々にストレッチをする。単純に重い荷物を持つとか歩くとかはさんざやってるわけだけど、まともな運動は旅の間全くしてないので、体はなまりまくってる感じ。スペイン以来腹も出てるし、帰国したら絞めなきゃなあ。さて、8時に朝食。朝からニンニクいっぱいのフライド・ライスに卵焼き、グラス一杯のコピ、そしてパパイヤ、パイナップル、バナナと山盛りのフルーツ。満足満足。今日は自転車乗る?とトゥデさんに聞かれるが、今日のところはまだウォーキング・デーとしておく。でも、まずは日記。いい天気なのに部屋に篭って2時間位何やらカタカタやってるのは、家の人々にはどう映ったでありましょうか?トコトン芸能三昧したろ! ウブド 続き
で、次はネット。プラマ社バス停方面にビジネス・センターという看板あり。2階がネットで、かろうじて日本語環境はあり。でも、なぜかサイト更新用のトライポッドのサイトにアクセスできず、意味ナシ。10分で出る。すると隣もネットカフェだった。こちらは速度が幾分マシで、サイト更新もできた。ただし、お値段は高め。そこから南へ、プラマ社を過ぎてアルマという文化施設へ。ここで満月と新月の晩のみ、創作ケチャが行われているそうだが、生憎今月は終わってしまったとか。美術展示の他、お洒落なカフェを併設していて、日本人の団体さんがおられました。
早くも腹が減ったので、近所で唯一のローカル食堂へ。しかし、値段はあまりお安くなく、アイステーもつけて15,000Rp近く。これはもう、ここでの食事は屋台のそばかなんかで済ますよりないか。ま、そこまでケチらんでもとも思うけど、どうも白人が食ってるようなツーリスティックなレストランに入るのがイヤなのだ。アルマはまた来るだろうから、そのまま北進。周辺の村を散策することに。メイン通りのジャラン・ラヤに出て、東へ。しばらくして北へ向かい、クトゥ村へ。この村にも寺院があり、そこでも週いち芸能が行われているようだ。でも、作りは至って地味であります。そこから南のトゥブサヤへ。
ダラム・プリという大きめの寺院あり。そこも芸能ヴェニューの一つ。芸能が行われる会場を一通り見てみようと思って。そこでは毎週月金に芸能あり。その寺院のある通りを南進。ここいらは車の往来も少ないのどかな通り。でも、「歩き方」に載ってる宿とかもあるので、関西弁のお姉ちゃんたちが歩いていたりする。更に南へ行って突き当たったところで北へ戻ると、そのあたりはプリアタンという地区。よく名の知られた舞踊団らが本拠地にしているエリアだ。プリアタンにも王宮があり、ここでも毎週木曜にケチャがある。近くの集会場でも週2位芸能が見られるそう。その道は車の往来は激しいけど、至ってローカルなエリアで、安食堂みたいのもいっぱい。う〜ん、ここらにもうちょっと近ければねえ。
ここらまで来ると、ハンドル・ポーズのお誘い(タクシー)もあまりない。今日も暑いので、屋台みたいなとこで一休み。コーラみたいな瓶入りの飲み物を頼んだら、アイステーなのであった。ジモティはかき氷みたいのを食べていてうまそうだった。横にはそばの屋台もあり。テイクアウトはビニールに入れていくんですねえ、タイよりすごいかも。再びジャラン・ラヤに出る。ウブドの歩道は、やたらにアップダウンが激しくて、歩くのが面倒くさい。しかし、車道に出ると車がすぐ側を走るので危ない。仕方なく歩道を歩くのだが、地図を見ながらボーっと歩いてたら、凹みのところで思いきり滑り、すってんころりん、もろ転倒。よりによって、すぐ後に白人連中が歩いていて起こされた。ああ、恥ずかし。ジモティにも笑われてしもた。ウザイ歩道と、ツルツルに擦り減って異様に滑りやすいユニクロの偽ビルケン・サンダルのせいだ。ああ屈辱。
北のアンドンにも寄ってみる。ここらにも芸能会場が一つあったはず。学校があって、側にはアイスクリームみたいな屋台が。子供が買っていくのを見てたら、何と、アイスをパンに挟んで提供していた。面白いので買ってみる。チョコレートやらのソースをかけて薄いパンにアイスを挟んだのが500Rp。ま、小腹が空いた時のおやつにはいいかも。なこんなで、もう4時。後はどっか寺のようなとこで一休みして果物を食べたい。で、昨日、ケチャを見たパダン・クルタ寺院へ。宿から1ブロック西のハヌマン通りは、旅行者が多くて土産物屋や旅行代理店が多く賑やか。寺院で持参のスターフルーツを食べる。今日の芸能は7時からなので、早めに宿へ戻ることに。またスーパーへ寄って、ビール、水、スナック等を仕込む。
ベランダでビール飲んでスナックをかじりつ、芸能鑑賞前の休息。ウブドは割と高度にあるのか、夕方は結構涼しい。今日は、昨日見物したダラム・ウブド寺院で、ガムランの一種であるジェゴグを見に行く。7時開始だが、やや距離があるし、途中どこかで腹ごしらえもしたいので、6時に出発。寺院までは1.5km位の距離。市場に寄って、昨日いたガドガドの屋台を捜すが、もう店じまいしてしまったみたい。ジャラン・ラヤの西の方は高級エリア?なのか、屋台とかが全然ないのだ。昨日会ったシャイな青年カマが王宮近くにいて、彼からチケットを購入。義理固いでしょ?
ジェゴグはちと高くて60,000Rp。寺院の中庭に絨毯が敷かれ、そこでパフォーマンスが行われる。やはり半分以上は日本人。何せ、バリの観光客の最大勢力だもの。まだバンコクあたりでは白人の方が多くて連中の方がでかい面しているが、ここは我らがシマ?故、こういう時も日本人が堂々と中央のいい席を占めていてよいのだ。せいぜい、でかい面すべしって?露店で買った1000Rpの揚げ菓子をかじりながら開演を待つ。
舞踊のスペースの横には14台の木琴風の竹製のガムランが並べられている(左画像)。
それに笛一人、横鼓が4人の演奏陣。本来は西部のヌガラ地方で行われる水牛レースを祝うためのものなのだそうだ。バリの音楽は5音階だけど、ジェゴグは4音階。ガムランの中でも少し異色の存在らしい。まずは演奏からスタート。竹製故か、ガムラン特有のキンキンの高音は聞かれず、やや穏やかな音色。それでも打楽器群特有の熱い演奏には違いない。3曲目で踊り手が登場。4人の女性による、神々を歓迎する踊り(右画像)。カラフルな衣装が美しい。続いては、少年が戦士の舞を披露。バリ芸能は子供達の活躍も見逃せない。
ジェゴグの演奏を聴いてみる
再び女性の踊り手が3人登場して、カモの舞を表現した踊り。しかし、我がデジカメ、キャノン・パワーショットS20は、夜間撮影にからきし弱い。こういうパフォーマンスを撮影する時はフラッシュはたかない主義なのだが、そもこのデジカメはフラッシュをたいたらまともに映らない。で、夜光モードで撮るのだけど、動きが速いとすぐぶれる(左画像)。大体いちいちズームが出るのに時間がかかるし、フラッシュを切る設定もその都度せにゃならないので、シャッターチャンス逃しまくりってことになる。画像は、いいのが1枚撮れればいいので、後は鑑賞に専念したいのだが、一向にまともな画像が撮れない。おまけに電池のもちが悪く、ずっとオンにしてると、すぐ電池が切れる。電池も特殊なリチウム電池なので、そこらでは売ってない。切れたら終わりなのだ。まあ、今キャノンのデジカメのメインはイクシ・デジタルで、これらの欠点がどの位解消されてるのか知らないが、少なくとも、このパワーショットには毎度かなりイライラさせられている。日本に帰ったらこいつはオシャカかねえ。そうこうするうち、ホレ、また電池切れた、バカめ。
舞踊はもう2ステージ位残ってる。音を録る方で我慢するとして鑑賞に徹する。お化粧した青年4人と女性4人による水牛レースをイメージした踊りがよかった。以上は、ちゃんと日本語解説書が用意されていたからわかったのだけど。最後は踊り手さん全員が登場してのフィナーレ。別にいいのに、英語で“サンキュー・レディス・アンド・ジェントルマン”なんてMCあり。更に女の子による日本語挨拶もあったが、途中でつまっていしまい“アリガトゴザイマシタ”で終わらせる。後で、その子が友達たち相手に大笑いしてたっけ。パフォーマンスが終了して、踊り手さんは、その衣装のまんまバイクに乗ってブロロ〜と去っていく。その姿を撮影したかったですなあ、全く。他の日本の皆さんは送迎ありみたいな人が多かったけど、貧乏旅行者は正しく徒歩で帰ります。
王宮前まで来たところ、こちらのレゴン・ダンスはまだ上演中。さすがに一番メジャーなヴェニューなので、ジェゴグの3倍位の観客がいる。入口からも見えるので、しばし立見見物。でも、ずっと見てたら、終いにはタダで入れてくれた。ストーリー性のある舞踊で、舞台装置もなかなか凝っていた。う〜ん、一晩で2公演位見られれば一通り見られるのになあ。バロンとかレゴンとか舞踊の種類も勿論、各会場や各個別の団体のも一通り見られたら理想なんだけどね。ケチャだけでも4,5団体が演じてるからねえ。見比べたりできたら、バリ芸能通になれるのだろうけど。とまれ、帰る途中、路上で売っていたナシ・アヤム(チキン・ライス)を買って、宿で食べる。涼しいのでビールではなく、久々に日本茶を入れて。この調子の生活がもう3、4日続いていく感じでありましょうか。本日の出費:ネット2500+9600Rp 昼食14500Rp 買物16000Rp アイスパン500Rp アイステー2000Rp スナック1000Rp ジェゴグ鑑賞60000Rp 夕食3000Rp 計109,100Rp