東南アジア旅日記
・1月4日(木) ヤンゴン 3(2)日目 大統領のブレックファスト
朝6時起床っつーか、6時から、また子供競技実況中継が始まり、無理やり起こされる。いくら何でも眠いので8時半まで寝床に。9時近くに屋上へ朝食を取りに。席が白人で埋まっていて、上にまわされるが、そこはアジア系ばかりで何か差別を感じる。ここは朝食が売りの宿でもあるらしく、成程、果物やらパンやら食べ放題。3ドルでこれがつくならありがたい。少し休んで10時頃外へ。独立記念日のこの日、パレードが行われるなら、独立記念公園近辺であろうと行くが、特段、何もやってない。夕方かららしいと聞き、なら、いっちょ日中は、町で一番大きなパゴタへ行ってみるとする。その前に昼食。今日こそはシャン・ヌードルの店へ。ソーメン風の麺をアッサリ・スープで食べる。コカコーラを頼んだせいか、370kと高くつく。国産のスター・コーラなら安かったろうに(右画像:これぞ15人部屋のドミトリー)。
一旦宿へ。並びの白人はまだ寝ている。副大統領もいて、2人の白人とカメラ談義。副大統領はすごい一眼レフを2台持っていて、デジカメもあるという。僕のデジカメを見て、焦点はどうこうとか色々言うが、英語以前にメカ用語がサッパリ。何か、かなりマニアックなおっさんみたい。眠いので、並びの白人に倣って少し寝るが、洗濯しているお姉さんたちの話し声がかしましい。それでも2時位まで休んで、再び外出。2キロ程離れたシュエダゴン・パゴタへ。巨大なパゴタで、ヤンゴンのランドマークとも言える場所。祝日とあって人出も多い。しかしですね、入場料が5ドル。これは今のワタクシには払えない額であります。払うとご飯食べれなくなるもん。で、贅を極めているという、そのパゴタの内部には入らず、まわりを一周する。結構な距離ではありませんか。宝石を散りばめたお堂かあ、ちと見てみたいなあ・・・
そのパゴタの敷地の隣には湖がある。そこは、勿論、無料だから行ってみる。公園のような湖周辺のベンチは、カップルに占拠されている。おカタそうな国なのに、カップルたちは、結構イチャイチャしておるぞ。休むに休めず、湖の周りをひたすら歩く。一周して、いい加減歩くのもいやになってきて、町の中心へ戻る。それにしてもよく歩いた。7,8キロは軽く超えるだろう。独立記念公園の横には、なかなか良さそうなビアホール風食堂が並んでいて、マンダレー・ビールを飲ませる店で、一杯。ただ、生ではなく、瓶が出てきてしまったが。因みに、ミャンマーには、ミャンマー、マンダレーに加え、ドガンとスコールというブランドがある。どれもラガー・タイプで5%位のアルコールで、味のレベルは高いのではないか。マンダレーにはアルコール7%のエール・タイプもある。何せ、暑いとこだから、ビール位力入れないとってとこか。
ちと腹が減り、屋台でサラダのようなものを食べる。ネギやジャガイモを、ちょっとスパイシーなソースで和えたもの。衛生的にはどうかわからないが、味は悪くなかった。6時からパレードと聞いていたので、10k払って公園内へ入る。写真を撮りつウロウロしていると、背後から呼ぶ声が。見ると、宿で日中寝ていた白人。ラスというデンマーク人で、彼も眠れずに不調だったが、本来はメチャクチャ陽気な男。もう一人、シングルに泊まっているオランダ人も一緒。彼らと一緒にしばしウロウロ。スーレ・パゴタ前で、闇両替に声をかけられるが、そこで、バガンにいた編集者系日本人と再会。彼は、グランド・ゲストハウスに泊まっているという。しかし、パレードは一向に始まらず、白人二人と、道端でチャイを飲む。一人30k位の安さ。彼らは、既に宿で夕食をとったとのこと。結局、パレードは昨日あったらしいという噂で、二人は宿へ戻り、僕は夕食へ。
評判のミャンマー料理屋へ行き、ポークカレーを注文。ここのカレーは、油が少し抑え目だが、副菜の豊富さではバガンの店の方が上だった。ミャンマー・ビールと併せて500k弱。再び市庁舎前のステージを見物。またしても、素人のど自慢大会になり、どうやら、顔ぶれは昨日と同じ。CCRの“ダウン・オン・ザ・コーナー”とか、ドナ・サマーの“ホット・スタッフ”のミャンマー語ヴァージョンに笑う。これまた9時半に終了。宿の近くのアイスクリーム屋で、イチゴ・アイス50kを食べて帰る。宿へ戻ると、フロントで日本人5人がでかい声で話している。ホント、日本人は個々だと静かなのに、群れをなすと傍若無人と化すのはどうしてだろ?ドミは人が溢れていて、60過ぎっぽい老人カップルやら、スエーデン人二人、ソラミミの安齋肇似の長髪日本人等、都合10人近くになっている。冷たい飲み物が飲みたくなり、上の食堂へ。
先程のラスとオランダ人が飲んでいて、彼らにまじってビールを1本飲むことに。副大統領を魚に談笑。ドミの客が増えたから、彼もアドヴァイスで忙しくなるだろう。一方、宿の主人、大統領によれば、ここに一ヵ月前に、水木しげるが泊まったとか。成程、フロントには写真も飾ってあったが、何で、ゲゲゲでリッチなはずの人が、こんな安宿泊まったのだろう?トレーダーズやエクトリアルみたいな高級ホテルだって余裕で泊まれるだろうに。それに、この国は妖怪ネタが豊富なのかなと気になる。大統領は、明日の朝食メニューというサトウキビ・ジュースをふるまってくれる。この大統領、とにかく、朝食には力入れまくりなのだ。ここで、いい朝食を提供することで、ツーリストは、時間と金を無駄にすることなく観光に徹することが出来るのだと力説する。ま、確かに、今みたいに金が無いと大変ありがたくはある。でも、この夜のビール代350kは痛かったなあ。今日は外の実況中継も早めに終わる。しかし、暑くて蚊が多くて、こっちの方で眠れないかも。

・1月5日(金) ヤンゴン 4(3)日目 マラリア・キャリアー来日?
昨晩はまいった。ほとんど一睡も出来ず。やたらあっちゃこっちゃかゆいのは、ダニのせいかと思ったが、どうやら蚊のせいだ。ファンがまわっていて飛ぶ音が聞こえなかったが、相当いたらしい。蚊取線香を2つつけていたが、ファンで煙がとばされてしまったのと、ドミが広すぎて効かなかったみたい。そもそも、ラオスで買った線香そのものが効かないためかも知れないが。とにかく、10箇所近く食われまくり。並びに寝ていたリヴォン・ヘルム(ザ・バンドのドラマー)風のおっさんも寝返りばかりうっていたが、やはり蚊のせいで眠れなかったという。そのリヴォンと副大統領がマラリアの話なぞするもんだから、ぞーっとする。ホント、あんなに一気に刺されたら、マジでマラリアにならんかなあ?ソラミミスト風日本人は、チャッカリ蚊帳を吊っていた。彼にマラリアの不安を告げると、一笑に付されたが。
ともあれ、こんな睡眠不足では観光どころではない。これで、本日、両替はしないことが自動的に決定。ひとまず朝食だけ食べた後、午前中は寝に徹する。と言っても暑いのでウツラウツラする程度。デンマーク人ラスも寝ている。昼にようやく起き出すが、まだ不調。心なし熱っぽい気も。マラリアというのは、かかったとしても潜伏期間があるはずで、発病するとしても帰国後だろう。風邪っぽいのは、線香の煙とファンのせいかも。一方、目覚めたラスは元気一杯。急遽、バスでバガンに行くことになったと、意気揚揚と去って行く。とまれ昼食に。このホワイトハウス周辺はインド人街で、インド料理屋も目立つ。その中で、サフランライスの炊込みご飯ビリヤニがうまそうな店に入る。チキン・ビリヤニ230k也。一応、観光もすべく歩く。両替はしないが、公認両替所の様子を見に行ってみる。成程、両替の店が並んでいるだけ。旅行者の命運を決する?のが、こういう場所なんだからなあ、ホント、この国、金についてはええ加減だよなー。そこから川沿いのボウタタゴン・パゴタへ。靴預け料50kは余計だったな。パゴタそのものは修復中か何かで、お堂の横の亀と鯉がウヨウヨいる池を眺めてボーっとする。お堂で寝ちまうってのも、ジモティっぽくっていいかも。
そこから真っ直ぐ北へ。日陰を歩かないと、暑さでフラフラしてくる。映画を観るつもりでチェックするが、一昨日の「ジャングル」という映画は、「ジャング」!という犯罪映画風のものに代わっていた。これはパスだなあ。乏しい資金の中、土産を買うべく市場へ。シャンバッグを500kで買うが、本当はもう一つ欲しい・・・ちと早いけど、ビール・タイム。鉄道駅近くで、ダゴンの生を飲ませる店へ入る。そこのビールは85kと激安で、これならイケソウと、市場へ戻り、500kのシャンバッグを400にねぎって買う。これで土産はオッケーであります。
宿へ戻ってシャワー。しっかりお湯は出る。副大統領とソラミミストがいる。夕食時間までまた寝ることにする。その間、日本人の女の子が加わったみたい。老夫婦は去り、別の白人が二人。昨夜、頼んだ洗濯物代を460k払う。道中の洗濯はこれで最後だろうから。いよいよ残るは夕食代のみ。再び沖縄レストランも考えたが、メイシャン・ゲストハウスの系列の中華屋へ。缶のミャンマー・ビールが250と高め。料理は、自然、焼飯か焼そばかというレベルになるが、チキン・ライスがあったので頼む。しかし、これが失敗。鶏肉は中央に少しのっているだけだし、そもそも全体の量が少ない。如何にも安いメニューでございって内容で、悲しくなる。おまけに、タックスを取られ、470で済むはずが520取られ、有り金がわずか5k(明日のタクシー代1000を除く)。これで、アイス代もチャイ代も消えた。このマンダリンという中華屋、絶対に薦めないぞ!どっかに悪口書いといてやるからなー。
ドミは副大統領がウロウロしてるだけ。蚊取線香を3つ焚き、蚊取マットもつけ、更に蚊除けスプレーもふるという完全防備でのぞむが、線香の煙は体に悪そう。なぜか、この日は洗濯・アイロンのお姉さん方が残業していて、10時過ぎまでやっていた。気のいい姉さん方で、疲れも見せずにバイバーイと去って行く。蚊も何だが、今日は暑さで眠れそうにないなあ。水位飲みたいけど、水買う金が・・・ああ、金の無い悲しさや。 → ともあれ、またしてもバンコクに向かいやす
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