世・界・一・周旅日記
・5月24日(金) サラゴサ ラフ過ぎるガイドブック!
本日の観光ポイント:ピラー聖堂、アルファフェリア宮殿
7時半に目覚ましが鳴ったら、同室のフォークルさんが飛び起きて笑。この時間、まだ無料コーヒーは入っておらず、残りのシリアルを黙々と食べる。宿にいる人達はまだバルセロナに留まる人が多いようで、移動ではなく宿替えの態勢らしい。僕は8時半過ぎに宿を出て地下鉄でバス・ターミナルへ。ちょうど9時発のサラゴサ行きが出発しようとしてるとこだったが、僕は9時半のに乗るつもり。で、チケットを買いに行ったら、次のバスは10時半と言われる。9時半発のは土曜日のみとか。やられた〜。待つより他ないですねえ。
しかし、さすがにヨーロッパの国のバスは違う。妙なサービスこそないが、大きくてきれい。発車時刻も正確だ。荷物で金を取るとかケチなことも言わない。ほぼ満席で、僕の隣は中年女性。もうやたら眠くて、かなりウトウトするが、ヴィデオ上映もあったようだ。約4時間要して到着。もう3時近い。目指す宿はユース・ホステルだが、まあ徒歩圏内。ガイドの地図に沿って歩く。天気予報では雨みたいな話だったが、好天でバルセロナよりも暑い。地図の通りに来たというのにYHは見当たらない。安そうな宿は色々並んではいるのだけど。バルとかで聞くが、YHは住所ではもっと先である。どーもおかしい。これはガイドの地図の間違いか?
暑さの中、30kg近い荷物を背負って歩くのは相当こたえる。もう既に2km位歩いているのでは?3回位道聞いて、ようやくユースに辿りつく。ガイドの地図は完璧に間違っていた。何でこういうことになるの?カイロで大枚出して買った「ラフ・ガイド・トゥ・スペイン」。本当はロンプラが欲しかったがなかったのでこれに。「ラフ・ガイド」シリーズは、CDも出していて、「ラフ・ガイド・トゥ・ミュージック・オブ・オキナワ」等、ワールド・ミュージックの入門篇コンピレ等で定評がある。しかし、ガイドブックの方は厚くて重いばかりで今イチだぞ。しかし、この全くの間違いには怒り心頭。この怒りを何にぶつければいいやら。とりあえずサイトがあるなら大抗議のメールを送ってやる。死ぬかと思ったぞ!
ユースのおばさんは親切で、地図をくれて観光ポイントへの行き方の案内もしてくれた。案内された部屋は4ベッド・ドミで、エスパニョールらしい少年が一人。トイレ、シャワーも極めて清潔で12e朝食込。ただ、その朝食の時間やらチェックアウト時間やらがわかんないんだよね。英語は完璧に通じないもんで。もう既に4時をまわっているので、とりいそぎ外出。まずはバス停に戻り、明日のパンプローナ行きの時間をチェックだが、サラゴサにはバス・ターミナルが3つ位あり、行き先によって違う。パンプローナ行きのあるバス停は全然逆方向であった。とりあえず観光を優先させるとする。
まずはアルファフェリア宮殿へ(右画像)。11世紀に建てられたムーア朝のお城。学割で0.9e。敷地は広いのだけど、見られる場所は限られている。主に二階の博物館のようなところが中心。更に奥は、何だかホテル?ちょっとイスラム入っている建築が特徴。もうイスラムはいいけど。下の濠は無料で入れて公園状態。ベンチ等で市民がくつろいでいる。エスパニョールのカップルは、さすがに情熱的というか粘着度高くて、あちこちで、もームッチューって感じ。ここでもそういうカップルが数組。羨ましい限りです。そこからしばし歩くと川沿いに出る。エブロ川というその川に史って東へ行くと、この町の観光の中心ポイントへ出る。
ここのクライマックスはピラー聖堂。18世紀に建てられたそうだが、これがまた広場も含め巨大。ロシアの赤の広場とまではいかないが、相当距離を置かないと全景が収めきれないデカさ(左画像)。中身もすごくて、礼拝堂が一体いくつあるやら。これを見るだけでもサラゴサは訪れる価値があるかもって位のスケール。広場にある噴水も巨大かつユニークなデザイン。この噴水ってのが、社会の余裕を計る尺度になる?スペインの噴水はどれも巨大でタップリと水を湛えている。中東とかにある噴水って、あっても水が涸れてたりしてたもんなあ。とまれ、周辺にも市場やら教会やら見所色々。隣接する建物では、何やらマリの民族の生活展示が無料で見られた。更に側にラ・セオなる教会。そこから南へ進むと、工事中状態ながら、ローマ劇場の遺跡あり。手前のバルでビールとサラミのサンドイッチ。この時点で既に7時だけど、スペインはまだまだ明るいのです。
町の中心であるスペイン広場へ。しかし何だか工事中。で、サラゴサ博物館へ向かう。サラゴサはゴヤ縁の地らしく、その博物館でもゴヤの作品が見られるってことだったが、8時まで。さすがに閉まっていた。まあ、ここの観光はこんなもんでしょう。で、暗くなる前にパンプローナ行きのバス停をチェックしておくとする。徒歩で、とりあえず宿前まで戻り、そこからバス停へ向かう。果たして徒歩で行ける距離か否か。しかしこりゃ遠い。行けども行けども着かない。30分位歩いて、ようやく住所の場所に来たのだど、え、これがバス停?確かに、そう書いてはあるが閉まっているし、大きなバスが出入りするような建物には見えない。でも、表にスケジュール表みたいのが張ってあるので、やっぱ既に閉まってるってことなんだろう。パンプローナ行きバスは、7時、8時半、でもって3時半。明日は土曜だから便が少ないよう。8時半ねえ、そんな早く出るのイヤだなあ。宿は朝食つきなので、朝食を食べた後で間に合うバスで行くか。となると、3時半、不便だなあ。まあここらは9時位まで観光できるから、6時に着いても何とかなりそうではるのだけど。
バス停から宿までがまた遠い。迷ったせいもあり、バス停チェックから宿に戻るのに1時間半位かかった。もう10時。腹ペコだし、日記は書けそうもないし、もう泣きたい気持。とにかく宿でシャワー。フロントのおっさんたちに朝食の時間を聞くと、ヌエヴェ・クアトロとのこと。9時15分から?さすがスペインはユースと言えど朝が遅いんだねえ。食事をしに出ようとすると、フロントのおっさんが“トレセ、トレセ”と言う。どうやら門限の時間らしい。ユースで門限午前3時でっか?やっぱスペインであります。
ユースのあるフランコ・イ・ロペス通りはバルやらレストランやら多数。週末ということもあって、どこも賑わっている。迷った末、結局来る途中道を聞いたバルへ。教えてくれたお姉さんもまだいた。そこでビール2杯につまみ2,3品。さあワインを飲もうかなと思いきや、お姉さん、タパスを片付け始めた。どうやら11時閉店らしい。まあ今晩はこれ位にしておきますか。宿でワインを飲みつ日記。同室のエスパニョール青年、“寝るけど気にせんでやってくれ”と気がいい。しかし、酔いもあって眠くて、こちらも12時ちょいには寝る。今日は疲れたよ、ホンマ。憎っきはガイドブックである。
本日の出費:サラゴサ行きバス10.7e 宿代11.69e アルファフェリア宮殿0.9e ビール他4.6e 夕食5e コーク1.2e 計34.1
牛追い祭で有名な パンプローナ へ
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